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 吉田つとむはインターネットを武器とする！　メールマガジンvol.804
情報公開のエキスパート・自由民主党町田総支部財務委員長・発行2008年2月26日
週2回刊行する。
内容は、(1)コメント、(2)ニュース、新規に(0)気になった話題を追加
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(0)気になった話題
イージス艦事故の経過記載（毎日・中日）  

  ７月２３日に発生したイージス艦事故については、海上保安庁の調べが続いており、
防衛省、自衛体側からの発信がほとんど停止している。第３管区海上保安本部の捜査
内容情報がメディアに流されているのみである。

　そうした中で、メディアの記事で毎日新聞記事に理解しがたい記述があり、その点
を記したい。

　まずは、毎日新聞。
　２５日朝刊記事には、「今回の事故で、あたごの見張り員が清徳丸のものとみられ
る緑の灯火を視認したのは衝突２分前。自動操舵を続け、衝突１分前、清徳丸が最大で
７４０ｍにまで迫ってようやく、操舵を手動に変え全力後進をかけた。」

　次いで、中日新聞。
　「あたごが自動操舵から手動に切り替えたのは、衝突のわずか１分前。見張り員が
清徳丸の僚船のものとみられる緑灯を発見した後だ。」

　このメディアの両者記事には、大きな違いがある。「毎日記事」は当初からの防衛庁
発表情報＜清徳丸のものとみられる緑の灯火を視認した＞をそのまま事実情報としてい
るが、「中日記事」この日までに新規情報（漁船側発表）を加味して、＜見張り員が
清徳丸の僚船のものとみられる緑灯を発見した＞と記述している。

　イージス艦」あたご」の見張り員が２分前に視認したとされる漁船をどの船と見るか、
２７日の段階ではその妥当性は明らかであろう。中日記事が正しく、毎日記事が違って
いると考えるほかない。

　むしろ、イージス艦「あたご」側は、衝突２分前に自分の前方（右側・１時前後の方
向）に緑の灯火を見たことで、「あたご」の前方を横切っっていった後だ、と言う認識
にたっていたのであろう。そのために、この時点（衝突２分を切った段階）にあっても、
危険回避の意識が起きなかったのだろう。

　毎日新聞の同じ記事では、潜水艦なだしお事故とイージス艦あたご事故を比較した表
を作成・掲載した際、イージス艦あたごの相手発見時期を２分前としているが、この
根拠は限りなく薄いと言わざるを得ないである。

　この間のイージス艦の衝突事故に関して、私は以前にヨットに自分がたびたび乗って
いた経験からその操船に強い関心を持ってきた。果たして、捜査でどのような事態が出
てくるのだろうか。今は、行方不明になっている猟師の方の無事を祈りたい。 

(1)コメント
電子申請納税（e-Tax)で5000円の税額控除の話 　

　今や所得税の納税時期。少し気が利いたと思われる人は国税電子申請（e-Tax)に駆け
つけているようだ。理由は簡単で、5000円の税額控除が受けられる。つまり、5000円が
還付されると言う話である。

　当たり前のことであるが、これは国税（所得税）を納税している人の話であって、
所得税がゼロの人に国がその税金の中から支給する制度ではない。しかも、最高5000円
であるから、所得額によってはそれが減額されることもある。

　それでも大半の人にとっては、減税や還付は無条件に賛成したくなるもので、今年の
納税申告は税務署に行かなくとも済むのでその効果は絶大だろう。

　たまたま、その手続きのことを聞かれたので、調べてみると、次の事前手続きや物品
をそろえる必要があった。

　（１）電子証明書の入手

　まず、パソコンは基本的にそろっているものと考える。次いで、「電子証明書とIC
カードリーダライタをご用意ください。」とある。「電子証明書」とはなんだろうと思
いきや、これこそ有名な「住基ネット」にある住民基本台帳カード（ICカード）を取得
して、電子証明書（公的個人認証サービスに基づく電子証明書）の発行を受けねばなら
ないのである。この電子証明書を得るには、住民票のある市区町村の窓口で、電子証明
書発行申請書等を提出して、手数料を払って入手するものである。

　（２）ICカードリーダライタの入手

　「家電量販店やインターネット販売で購入できます」と税務署のHPに記載があり、購
入先の優しく説明があり、そこで具体的な商品名も紹介されています。購入額はおよそ
3000円というところです。

　「おいおい、国税電子申請（e-Tax)はそんなに面倒で、費用もかかるものなのか」、
「はい、そうだんです」

　私は、手書きの申請で確定申告を終わりました。昨年は、パソコンで記入しました。
いろいろ、やってみるのも納税を知る手段ではないでしょうか。

(2)ニュース
世界卓球団体戦、日本女子決勝進出

　世界卓球団体戦の予選リーグにおいて、日本チームは４チームを相手に戦い、全勝
して決勝リーグに進出した。

　最後は、韓国戦２−２で迎えた最終の第５ゲームは、福原愛が接戦で韓国を下し、
３ゲーム目を抑えた。この間、決して好調とは言えなかった福原愛が世界卓球で
粘りを見せた。この日の緒戦も韓国選手に敗退したが、最終マッチに２回目の出場と
なり、粘りで勝利をものにした。この日、２勝した平野早矢香の活躍が光る。
　さて、中国に勝てるか、日本女子。
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