--------------------------------------------------------------------------- 吉田つとむはインターネットを武器とする! メールマガジンvol.810 情報公開のエキスパート・自由民主党町田総支部財務委員長・発行2008年3月29日 週2回刊行する。 内容は、(1)コメント、(2)ニュース、新規に(0)気になった話題を追加 --------------------------------------------------------------------------- (0)気になった話題 租税特別措置、ガソリン以外は延長 つなぎ法案、年度内成立で合意 ぎりぎりで、与野党の妥協が成立し、表記の事態になりました。関係者には安堵 の感がありました。内容を見ると、値上げはなし、値下げは期間限定(?)で実施 することになりました。ガソリン税の攻防は別にして、この租税特別措置の全部が そのままでよいのか、この議論があってもよいものです。 (1)コメント、 人事以外は無記名投票はあわない 議会の役割は、議題を提示し、内容を吟味し、議論を尽くし、賛否を明確にした 採決することにあると思います。極当たり前のことですが、議会ではしばしばこう した基本的なルールが無視されることがあります。 一般的には、議論を途中で絶つ=「質疑打ち切り」と言う手法がそれですが、 自身が議会に身を置くとこの手法は主流派(与党)側には時には避けられない状況 もあると理解しています。私が経験する市議会ではほとんどありませんでしたが、 国会ではしばしば起きることであり、徹底抗戦して抗議する野党の姿も、その存在 感を示す行為として容認されるものと思います。 また、議会では、議員の態度表明の方法として、採決の時に欠席(退席)という 手法もあります。私自身は、市議会在籍中に一切、採決に欠席(退席)したことは ありません。しかし、この議員欠席(退席)を何度か見たことがあり、当時は不思 議に思ったこともありました。今は、自分にはありえないことでも、他にはあって も不思議はないとやや考えを変えています。なぜなら、時には難しい判断もあり、 ここの議員の賛否は、世論には沿わない事例も起きます。こうしたことを回避する 方法として、採決に欠席(退席)することもあるのでしょう。今期の都議会でも、 党議拘束がかかった状態で与党側に欠席者が2名もあったとの報道がありました。 国会では、しばしばです。それ自体が、ニュースになることがあります。 上記の内容とは若干違った問題に、無記名投票による採決があります。人事を決 する際などではこの方法が通常の方法として理解されます。しかし、一般議案の 採決では、議員はその賛否を採決で明らかにするのが本来のあり方だと思っていま す。もちろん、審議の過程では、議論を尽くすことが優先するべきですが、採決時 には賛否のどちらかに決するのが本筋でしょう。 私が市議会議員時代に、市長の不信任案に関わる案件で、無記名投票と言う事例 がありました。市長の身分に関わることを決しようと言うのに、ここの議員の賛否 がわからないというのは無責任だと思いをしました。私は不信任反対の立場=自分 の賛否を明確にする意味でも「反対討論」を行いました。 こうした事例では、議員たるものどのような局面になっても、自分の賛否を出す ために選出されているのではないでしょうか。先にも書いていますように、賛否を 決めがたい時、表現しにくい時は、議員退席の方法もあるのですから、その方法も 容認される事だと理解します。 そうした中で、今期の町田市議会では、意見書の採決の中で無記名投票で採決し た事例があったとありました。タイトルを見た限りでは他の議会に関するものでし たが無記名投票にする理由はないように見受けました。先に書いているように、こ この議員の賛否が難しい判断では「議員退席」の方法があるのではないでしょうか。 もちろん、自身が市議会を辞した立場ですので、ここの議案や案件に意見を述べ る考えは持ちませんが、議案採決の方法で、議員の無記名投票は安直過ぎる気がし てなりません。過去に、私が町田市議会にオンデマンド方式のTV中継を提唱し、 導入実施したのは、ここの議員の賛否をオンデマンドで映像確認できるようにした ものです。せっかく事を決しても、無記名投票の採決では中身が薄くなるのでは ないでしょうか。 自分が市議会を離れた立場から、一層この見方(=議会の議案採決で人事以外は 無記名投票はあわないと言う考え)を強めました。 (2)ニュース、 ブログでは、動画撮影に挑戦中。 今まで全くやらなかった動画に取り組んでいます。携帯動画の画像で映りが悪い のですが、実験過程の中になりますのでご容赦ください。 <吉田つとむ ブログ動画> http://blog.livedoor.jp/expert2/ なお、従来のブログ(文字+画像のブログ)にその動画部分が入っていますが、 新規のブログにそれを移し変える予定です。 --------------------------------------------------------------------------- http://j-expert.com/ <本人が記事更新中> blog: http://blog.livedoor.jp/expert1/ <掲示版あり>http://6602.teacup.com/expert/bbs Mail; Master@J-expert.com <ご意見、ご感想はこちらです 大文字にしている部分は、半角小文字にしてください> メールマガジンの登録・解除 メールマガジンID 0000063930『まぐまぐ』 http://www.mag2.com/編集 吉田つとむ ---------------------------------------------------------------------------