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    吉田つとむはインターネットを武器とする! メールマガジンvol.820
    情報公開のエキスパート・自由民主党所属・発行2008年5月16日
    週2回刊行する。
    内容は、(1)コメント、(2)ニュース、新規に(0)気になった話題を追加
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    (0)気になった話題
    鋼材10万円時代の到来と鉄鋼品

     鋼材がトン当たり10万円を越す時代が到来しました。これまでは7万円くらい
    でしたので、4割ほどの値上げになります。鋼材とその価格は、一般にはなじみに
    くいですが、普通自動車の鋼材使用量が1トンくらいになりますので、単純に原価
    を加えれば3万円の値上げが必要になります。自動車の購入を考えている人にとっ
    ては、深刻な状況です。(続きは、下記のニュース記事)

    (1)コメント、
    中国四川省大地震救援に日本隊現地到着

     中国四川省大地震の救援に関して、海外への支援要請がようやく行われました。
    地震発生72時間が経過する状況下、昨日になって日本に災害救援の依頼があり、
    日本の支援援助隊として最初に現地に到着しました。ロシア、台湾(中華民国)の
    救援隊にも支援要請が行われたニュースも伝わりました。

     経験が深い、高い能力を持った皆さんの活躍によって、現地部隊と協力体制が整
    い、ひとりでも多くの被災者救援が出きるように願いたいと思います。

     思うに、阪神大震災の発生では、いち早くボランティア支援に向かいました。当
    時、西宮から先は徒歩で現地に入りし、到着当日に「元町」の路上で野宿しました。
    翌日から、ボランティア支援のグループに合流しました。高校時代の山岳部
    (実質はワンゲル風)、紛争時代の野外行動体験が生きていました。

    (2)ニュース、
     気になった話題の続き

     私は今から30年近く前、土木資機材の販売をしていました。生コンやH鋼、鉄筋
    という大量素材は扱っていませんでしたが、コンクリートの型枠分野の資材を扱って
    いました。鉄鋼製品では、「鋼製型枠」、「鋼管ばた角」、「サポート」などを販売
    していました。その中で比較的に大型物件になるのは、「鋼管ばた角」でした。型枠
    を組み立てる際に、それを保持する材料が「ばた」であり、鋼製の角材がそれにあた
    ります。九州においては建築分野では丸の管(単管)を用いていましたが、土木現場
    では「鋼管ばた角」が使用されていました。関東では、単管を全てに使うことがある
    ようです)ばた角を縦横に組み合わせ、クランプで閉め合わせします。コンクリート
    の厚み幅は「セパレーター」にPコンを組み合わせ、型枠の両外側をフォームタイで
    固定していました。

     話を戻して、当時の「鋼管ばた角」は、6メートルもの(4メートル?)で1本が
    16キロであったと思いますが、取引は「トン」で価格設定されており、トン当たり
    6万円以下くらいの価格であったと記憶しています。商社経由で購入し、土木業者
    さんに販売していました。一般には資材倉庫に引き取りに行き、自分のトラックに
    積み込み、現地で降ろしていました。利益がその手数でもって、3パーセントくらい
    ではなかったでしょうか。3千円ほどの利益でしたので、間尺にあう商売ではありま
    せんでしたが、同時に販売するセパレーター類の販売で収益を出していました。

     この「土木」の分野においては、ますますしんどい商売となるでしょう。もとより、
    私がその土木資材販売分野の営業に転職した当時も、決して何でも売れる、どんな
    値段でも売れる時代ではありませんでした。(ちなみ、その後、バブル期が訪れます)
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