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詳細版:吉田つとむの政治 発言・行動Political remarks / actions

政治家と選挙について レジュメ(6)政治家自身の組織 後援会

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次の視点から、政治家と選挙について考案した内容を記した。
・市民からはどういう人が議員として望まれるのか。選ばれるのか。
・連続当選するためにはどのような思考、スタンス、活動が必要であるか。
 以下の項目で、考察する。


 お茶の順を待つ時間、旧岩崎邸庭園


政治家に無くてはならない存在?
 政治家には「後援会」と言うものがある。ごく少数は、政党組織がその役割も兼ねているケースもあるかも知れないが、大半の政治家は自分をバックアップする組織である後援会を保持している。
 極端に言うならば、後援会と言う組織があって、政治家(候補者)がいると例もあり、お祭りで言うと、政治家は御輿であり、その担ぐ人の集合が後援会と言うものであろう。世間の用語では、後援会が会社で、社長が政治家に相当すると見なされる。
 

後援会の組織(トップ構成)
 後援会の組織のトップは、会長と幹事長を配置される。
 組織によって、そのどちらが主体になるかは、それぞれの経緯による。一般には、会長が代表して外部に対応し、幹事長は内部運営を担当するのが通例である。
 選挙や組織が大きくなれば、それに付属する体制が敷かれ、企業のような組織図が連想される。

 特別な後援会と言うスタイルには至らないが、少数の有志が会費制で集う

後援会と名簿
 政治家にとっては、いかに選挙で得票を得るか、伸ばすかと言うことが肝要になる。つまり、票の獲得を、当選を確実にすることが重要である。
 選挙は人が行う(投票する)ものであり、最終的には個々人の個体が判断する傾向がますます増大しており、いかに候補者と投票者個人がダイレクトに接すかが基本となる。
 集票を最終目的にするが、政治家の支持者名簿を作るがまず基本とされる。以前には、得票数の3倍の名簿が必要と言われていた。その理由は、その政治家を支持するという名簿を提出しても、その信頼性は3割程度と見なされてきた。具体的には、@複数の後援会の会員として兼任している可能性があることA実際は選挙に特段興味がない、など投票自体を行わないことなどが挙げられる。

後援会と資金
 後援会は、政治家を一般に知られる、親しまれるように仕向けることが肝要であり、政治家がいかに多くの人にフレンドリーに接するかが課題になる。
 多数の人に知られるために、パンフレット(リーフレット)が作られ、あまねく配布する方法を取る。それには、上記の(紹介)名簿をつけるのが通常である。
当選に至るために確保する名簿が3倍必要とすれば、パンフレット(リーフレット)はその何倍くらいを作成すべきかは、それを峻別する能力が政治家に欠かせないし、それに加えて、それを惜しみなく作成する度量が必要となる。
また、政治家がより一般、あるいは後援者に親しまれるために、様々の行事を行うのが一般的である。もちろん、後援者に飲食や物品を無料で、あるいは格安で提供することは「買収」の相当するものであるが、参加者に提供した飲食や物品が、参加者の負担額と相応の内容であれば、政治家と後援者をより親しくする重要な行事と言える。
そうした行事で懇親を円滑にするためには、一定のスタッフや献身的な後援会幹部の存在が重要な課題と考える。

後援会と選挙組織
 通常の地方政治家の選挙では、後援会組織がそのまま選挙体制を構成するのが最も合理的であり、一般的である。
 すなわち、後援会組織の会長が選対本部長につき、幹事長が選挙事務長につくことが最も簡明である。
選挙運動の準備を始める際に、人選を詰めた選対を発足させ、選挙が終わると選対運動とその結果を総括して、選対本部を解散して平常の後援会活動に切り替えることになる。
その時点では、当該政治家は目的を達成し、より強固な後援会組織にもとづく地盤が構築されているべきである。


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