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町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第57期生 古閑 永都

インターンレポート第7回 古閑 永都(私立高校3年生)2026.04.20着

 「町田市立自由民権資料館と、在野の憲法草案」

 今回は野津田町にある町田市立自由民権資料館で、自由民権運動の広がりや町田市との関わりについて学びました。同館は文武道場、凌霜館の跡地に位置し、ここもかつては自由民権運動の重要な拠点だったそうです。今般は自由民権運動の広がりについてまとめさせていただきます。明治維新後、急速な近代化と伴に世論がおざなりになっていた我が国では、反発した民衆から政府に対し意見書が提出されます。これが自由民権運動の起こりです。意見書といえば板垣退助らによる民撰議院設立建白書が象徴として名ばかり先行していますが、文献を辿れば全国各地の様々な身分や結社から大量に送られていたようです。

 同運動では多くの識者が草案や指針を提唱していますが、中でも千葉卓三郎氏による日本帝国憲法は調停的であるとして民衆に広く浸透していきました。いくつか内容を抜粋すると、①権利・自由の達成努力を国民に求める②在日外国人の権利を保障③天皇による恣意的支配を認めない、などがあります。これらは理解に易い上に民衆の要請に合致しており、まさに時代の流れを捉えた草案と言えるのではないでしょうか。そしてこの運動に勢いをつけたのは新聞や雑誌です。当時のトレンドによる後押しも相まって民衆の関心が非常に高い、異例ともいえよう政治運動となりました。今日では当たり前のものとして私たちの住む日本を支えている立憲政治ですが、それは激動の流れをつくる者、それを陰で支える団体、理解を示す民衆すべての思惑の一致が生んだ結果だと私は考えます。

自由民権資料館玄関からの光景

吉田つとむのコメント
 現在の町田市を含む、多摩地方は中央の政治と対峙した自由民権運動が盛んだった頃、その運動の拠点の一つでした。多くの政治家も輩出しており、国政で活躍した人物も登場しています。
 他方で、隠れた在野の思想家も生み出し、現在にも通用する憲法草案を生み出した人材も輩出し、後年発見される歴史的な文書を残していました。2025.12の取材分です。

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