2010.08.14 坂井 直徒 インターンレポート
<インターン6日目:米海軍厚木航空施設の盆踊り >
 
 8月14日土曜日吉田議員の車で米海軍厚木航空施設へ行った。私は議員の通訳として行くことになっていたので道中緊張していた。初めて厚木基地に行ったのだが、ものすごく広く車では東門でしか入ることが出来なかったので何度か地元の方に道を聞き右往左往しながらも15時にたどり着いた。

 私が思っていたよりも基地の方は日本語で気さくに話しかけてくれた。17時から国歌斉唱や盆踊りがあるので、それまでに議員と撮影や食事をすることにした。昔使われていたF14戦闘機など多くの航空機が展示されていて、子ども向けに遊ぶ施設もあったので家族連れの方でも楽しめるように一種のテーマパークのような空間であると感じだ。食事はもちろんアメリカ人の方が作って販売していて円とドル両方で買うことができた。ホットドッグと飲み物を買い小雨が降っていたこともあって仮説テントの所で食事をした。その時は、注文の時や席が空いているかなど通訳というよりもネイティブの方と会話をしたといった感じであった。

 議員と露天や敷地内を歩いていると海軍の方や消防士、そして着物を着た大勢のアメリカ人と若干の日本人の方を見かけた。特にアメリカ人はこのような機会でしか着物を着ることがないと思うので私を含め大勢の方が写真を撮っていた。また、このような機会をきっかけに日米と国際交流の輪が広がっていけば良いなと思った。

 時間はあっという間に過ぎ17時になったので観覧席に座り、日米国歌斉唱があり私と議員は席を立った。私は勉強不足で日米国歌の意味は少ししかわからないが立って聴くということに意義があると思う。その後にはガードナー司令官による開会の言葉があり、盆踊りが始まった。盆踊りが始まる前にアメリカ人の方が帯を反対に締めてしまい、周りにいた日本人の方々が観客には見えないように壁となって囲んで帯を直していた光景を見て日本人の親切さという美しい一面も見ることができ感動した。

 ガードナー司令官と話すことができ招待して下さったお礼や議員の紹介と自己紹介を拙い英語ではあるが伝えられて課題であった通訳としてはまだまだだが、
貴重な体験になった。

神奈川大学外国語学部国際文化交流学科3年 坂井直徒


                                2010.08.16 町田市議会議員 吉田つとむ コメント

 インターン生の坂井さんは、6日目となりました。
 今回は、米海軍厚木航空施設の公式な招待を頂き、厚木基地のイベントに参加しました。その行事はアメリカンフェスティバル・盆踊りで構成され、周辺自治体の踊り手と米軍・自衛隊関係の踊り手が参加する一大イベントでした。日米国歌斉唱を全員が起立して聴き入り、ハッピ姿のガードナー司令官の日本語スピーチがあり、拍手に会場は包まれました。司令官は、盆踊りの太鼓の叩き役で率先して登場し、私はそれを合わせて踊りの輪に入りました。
厚木基地と言うと、第2次大戦集結時、米軍のマッカーサー司令官が占領軍として最初に日本に降り立った飛行場であり、日米友好に努力してきた印象を強く受けました。

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