2011.08.5 小宮 春菜 第14回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第14回:インターンシップの概要> 
         第28期研修生 小宮春菜 国際基督教大学(ICU)3年

<概要>
参議院の山東昭子議員との面会
国会議事堂の見学
TV局の政治部記者の方との面会

<企業ぐるみの選挙>
 山東さんから、「企業ぐるみの選挙」の存在を伺った。これは、企業が特定の選挙の立候補者を企業ぜんたいでバックアップする、というものだ。これを聞いて、あることを思い出した。それは、昔社会人の知人が、「自分の会社では、選挙の用紙を上司に出して、それを上司が実際に選挙の投票所にまとめてもってゆく。」ということを言っていた、ということだ。
これだと、上司に、その部下が誰に投票したのかモロばれだ。しかも、上司は投票日より事前に、この会社は一体どの人を応援しているのかを全員に「意味ありげに」言って廻るのだという。これじゃあ、その会社の応援している人物以外の名前を、その人の投票用紙に書くことなど、まずできない。すると、その人の「思想の自由」?個人の投票の自由が不当に奪われる、ということがいえるはずだ。

 この現状は、果たして今も根強く今の世の中ではびこっているのだろうか。そして、このような実態は、法に触れないものなのだろうか。

<女性の地位>
 私はフェミニストではないが、今回、2人に女性の地位についてたくさんお話しを聞かせていただいた。
記者の仕事も、政治家の仕事も、基本的に平等なのだという。その上、「女性だからこそ出来る仕事内容」というものが 確実に存在するという。同性同士だから話せることがあり、女性だから同じ女性に寄り添った行動ができることもあるのだそうだ。
 女性だから、~ができないんだ、女性だから、無理だろう。そんなことを考えていても始まらないのだから、2人の強き女性たちのように、女性だからこそ、を強みにして生きていけたらと思う。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 2011.08.19 コメント

 山東昭子先生(敢えて、先生と表します)は参議院議員を6期も務める方なのですが、当時はどのような選挙であったか、私には正確には分かりません。ただし、企業ぐるみといっても、ここの投票用紙を一人の人が全部集めて、まとめて投票するような行為は、日本の「大多数の地域では不可能でしょう。なぜなら、そこには投票立会人があり、その人たちの前であからさまな不正投票は困難であるからです。むしろ、仕事の上下関係を通じて、当事者の会合に動員を図らせる行為や、各種の署名を集めさせること、広報物の配布を相手に強いることなどが一般的だと思います。
 少なくとも、町田市内では小宮さんが懸念すような事態は起きていないでしょう。

 改めて、今回の面談のお二人は、政治とメディアという大きな権力を持つ世界で、その影響力をそれぞれに発揮している方です。発言もよどみなく、留まるところがないタイプで、「目力(めじから)」を持った方々でした。同じくとはいかなく共、吸収できる点を見出して下さい。
 
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