2012.6.22 出雲克佳 第7回インターンレポート
<第7回:インターンシップ6日目> 町田市議会議員 吉田つとむ 研修生 第30期研修生 出雲 克佳 明治学院大学2年生 <6月22日のレポート> *前半の部分をアップしそこなっていました。出雲さん本人にも、皆さんにも申しわけないことでした。追加訂正いたします。(2012.7.14 追記) 6月22日は「スワンカフェ&ベーカリー2号店」に訪れたことが主な活動内容でしたので、そのことについて記述していきたいと思います。 まず「スワンカフェ&ベーカリー(以下スワン)」とは何でしょうか。ここは、その名前の通り、飲食スペース付きのカフェ兼ベーカリーです。でも、「そこに行くことが特別な活動なの?」と疑問に思われる方も多いと思われます。なぜ、活動でここに訪れたかというと、実はここ、普通のお店じゃないのです。「スワン町田店」は、障害者の方が最低賃金を保証される事業場としてオープンし、実際に障害者の方々が多く働いているのです。訪れた時に、数人の障害者の方々が働いている姿を拝見させていただきましたが、皆様とても活き活きと仕事をされていました。ハンデを感じさせないくらいに。吉田議員と、商品をおやつとして食べさせていただきましたが、どれもおいしくて、普段から利用したいと思いました。 さて、このように障害者の方々が働くことをサポートしている社会福祉法人があります。それは「ウィズ町田」さんです。この法人は、障害を持つ人達が仕事を出来る環境が少ないことに注意をそそぎ、それらの人達が活き活きと、また正当な賃金で働けるようにサポートしているのです。「人として尊厳のある仕事と生活の保障」を「ディーセント・ライフ」と呼称し、スローガンとして掲げています。 「スワン」に訪れた後に、木曽にある「ウィズ町田」の施設の「なないろ」の、さらに中にある「とうふ菜園」にも訪れました。この他にも沢山の施設があるようで、最近家の近所にも見つけました。いままで気付きませんでしたが、このような施設が充実しているのは、町田市民として誇らしいです。働いている一般の職員の方々も、とても熱心に面倒をみておられて、とても感心しました。 話は少し変わりますが、僕は大学の授業で「社会福祉学」をとっています。そして、学ぶにつれて社会福祉への感心が高まりました。もちろん今回の一件も含めてです。大学では障害者の労働現状についての授業も行われました。最近まで、労働者の給料は信じられないほど安かったそうです。労働できる場所もほとんどなかったので、とても悲惨な状態であったそうです。 大学の授業中に観た映像作品に印象的なものがありました。ダウン症と自閉症患者である十代の若者二人が、アメリカに留学するというドキュメンタリー映画でした。タイトルは「able」です。一ヶ月程のホームステイでしたが、言語の壁を乗り越えて生活できていましたし、一人は実際に働くこともしていました。そして何よりホームステイ先の夫婦の姿勢や、アメリカの社会福祉体制等も優れていて、とても感動しました。 社会福祉は様々な分野に渡りますが、我々国民の生活を良くしてくれる優れた制度です。最近では、友人のお父さんが経営する老人ホームで活動し、また、現状を聞いたりもしました。生活保護制度についても書籍で勉強しましたが、とても優れた制度だと思いました(様々な問題点もありますが)。実際に世界史の近代史を学んでも解るのですが、そういった制度の優れている国はとても豊かです。さらに良い国を目指して、何らかの形で今後の社会福祉制度の発展に貢献していきたいです。今回のインターンは、地元の社会福祉の一部を垣間見れ、そういった意味でとても良い経験になりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 2012.7.14コメント 出雲克佳さんは議員インターンシップで訪ねた相手先のことをよく観察し、また、資料も調べなおして、自分のレポートに分かりやすくまとまっていると思いました。若干提出までに時間を要していますが、それをカバーするに十分でしょう。今回は、日程はややずれていますがこの時期にインターンシップを行っている濱田裕子さんは、そのスワン町田1号店を訪問し、出雲さんはこのスワン町田2号店を訪問しました。 それぞれを対象にしてみてください。 インターン 濱田裕子 第8回レポート 2012.06.21 なお、インターン生として、新たに矢島見依子さん(成城大学3年生)も新たに参加しており、最初のレポートを提出しています。 トップページに戻る リストに戻る |