2012.2.22 川上 葵 第9回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第9回:インターンシップ9日目> 
           第29期研修生 川上 葵 フェリス女学院大学2年

≪本日の研修内容≫

・吉田議員のチラシ配りに同行
・放射線測定に同行
・大谷さんと挨拶
・議会の質問に対してのヒアリング
・赤坂にてライブ観賞

≪本日の内容及び感想≫

 今日は、8時に町田駅で集合した。今回の研修をまとめた動画を作ろうと思っている為、その材料集めをした。初めて朝、吉田議員が行っているチラシ配りを間近で見る事ができた。吉田議員は全員に挨拶をしていたが、ほとんどの人は無視をして、通り過ぎていった。そんな人の中でも、吉田議員に自ら近づいてきてチラシをもらう人の姿も見受けられた。この毎日の積み重ねが親しみとなって現れている事が垣間見れた。

 そして、今日はもう一人のインターン生の大谷さんとも初めてお会いした。今日は非公開の会議が多かった為、その間、大谷さんとお互いのインターン活動ついて話をした。これからの活動でもできるだけ大谷さんと出来たらいいと思った。

 午後からは、吉田議員が3月に行われる議会の質問についてのヒアリングが行われた。ヒアリングというのは、吉田議員の質問について、市役所の中の様々な課の方々が細かく質問をして、自分たちの答えをまとめる材料にするというようなものだ。(自分なりの解釈でまとめてみた為、多少違っている所があるかもしれません)次から次へと吉田議員に対して質問する方々が来た。しかし、今回の話し合いというのは、結局答える側がスムーズに答える為の会議であるという事が分かった。簡単に言ってしまえば、当日恥をかかない為の会議と行っても過言ではない。私は「本当にヒアリングをする必要があるのか?」と思った。お互いに「この事を質問しますからね。」「じゃあこう答えます。」とお互いに決めてしまっては「質問」の意味を成さないのではないか。吉田議員に訪ねて来る役所の中でも、「○○という答えでいいですか?」という方がいたのだが、「いいですか?」という言い方は本当に違和感を感じた。いいのか悪いのかという事は答える側が決める事であって、質問者に確認を取る様な事ではない。このようなやり取りが、様々なところで平気で行われているという事を知り、絶望してしまった。このようなやり取りでいいのか。市民を何だと思っているのだろうとさえ感じてしまった。結局シナリオ通りの議会が繰り広げられるのだろう。そろそろ誰かがこの事をおかしいと言わないといけないのではないか。とにかく、今日は初めて知ることが多く、様々な事を感じた。

 夜は、赤坂へカントリー音楽(?)のライブへ行ってきた。観客は年配の方が多く、知らない曲ばかりだったが、とても良い雰囲気を感じ、楽しい時間になった。たまたま、今日のライブで、昔から知っている芸能人の方の歌も聞くことができ、感動した。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 
2012.2.22コメント

 今週の川上 葵さんのインターン日は週の半ばに集中しており、昨日に続いての日程になりました。明日もありますが、特に今日のコースは早朝からの長丁場になりました。もちろん、議員の一日を取材するわけですから、本来は私が自宅を出て以降の全部にあわせた時間となるわけですが、朝の駅立ちの途中からを見学する日程だったと考えてください。また、チラシの配布と受け取りに関して、様々の場所で配布していますので、全部が一様の受け取り状況ではないですし、むしろ、顔を合わせることに重点を置くこともあります。1年、2年、・・・と言うスパンでその関係作りを考えています。川上さんがそこで見たように、要は「積み重ね」が一番だと思っています。なお、このチラシ配布のことですが、この活動を川上さんが行ったわけではありません。あくまで見学をした感想を記しています。

 改めて考えると、同じ第29期生のインターン生同士が顔を合わせるのは初めてでした。本来は、これから顔を合わせる機会をあるはずですが、また、別のことでそうもできない状況があります。せっかく同じインターン生としてこの春の期間を過ごすわけですので、共通する話題で話しや議論をしてもらいたいと思います。

 さて、本日は、議員の一般質問通告に関するヒアリングが行われました。これは議員側が要請することでなく、行政側が議員の質問に対してスムーズに答える目的で事前取材を行うものです。そこに学生が同席すると、なにか事前調整が全てではないかと考えられるかもしれませんが、そうした見なし方が正当か、それとも結果はまた違った内容であるかは、町田市議会の本会議の質問はオンデマンド放映していますので、後で確認することができます。自分の目で確かめてください。私の考えでは、幾人もの議員が様々のテーマでそれぞの手法で、政治の課題を行政に問うもので、一つの定例議会で数個の成果がでれば良いのではないかと考えています。もっときっぱりせよと思われるかもしれませんが、吉田つとむは「漸進主義」と言う考え方をしています。← 川上さんにとって、初めて聞く用語かも知れません。

 とにかく、今日の行政とのやり取りで、「どちらが質問者なのか」としか思えない言葉が返ってきたことにはびっくりしたでしょう。

 私が敬愛した故 山下敬二郎さんの誕生日にちなんだライブでした。歌手として活動を続ける山下直子さんのライブで会ったわけです。川上 葵さんが書いている人は、時代劇の水戸黄門でおなじみだった「うっかり 八兵衛」こと、高橋元太郎さんでした。故人の友人の一人であり、ずっとこうした縁が続いているわけです。
 
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