2012.2.27 川上 葵 第11回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第11回:インターンシップ11日目> 
           第29期研修生 川上 葵 フェリス女学院大学2年

≪本日の研修内容≫
・議会運営委員会 傍聴
・本会議 傍聴

(副議長のイスの座っている最後の写真となりました。この1時間後位には、辞職願を提出しました)
j辞職後には、図書室で吉田つとむ発見動画チャンネルの撮影をしています。
その映像はこちら

≪本日の詳細および感想≫

 今日は、初めて会議を傍聴した。今までのインターン活動は、市役所内で行う事が少なく、都内へ行くことが多かった。その為、とても新鮮な気持ちで過ごすことができた。

 最初に議会運営委員会を傍聴したのだが、なんと、10分で終わってしまった。「会議」と聞くと、もっと言い合いをしているイメージだったのだが、あまりにもスムーズに進みすぎていて、傍聴している私が不安になる程だった。後から吉田議員にその事を話すと、この会議内容はかなり前から話し合っていた事だった為だと分かった。

 そして、本会議を傍聴した。本会議は、想像以上に立派な会議場で行われていた。しかし、内容は全く理解できなかった。正直言うと、かなり退屈だった。傍聴しながら。議員の話の聞き方を見ていたのだが、書類に目を通しながら聞き入っている議員もいれば、どう見ても聞き流しているようにしか見えない議員もいた。

 そんな会議だったが、急に「議長が退職願を提出しました。」と次期議長の選挙が始まった。吉田議員いわく、「ドラマの始まりだ。」

 同様に、吉田議員の役職でもある「副議長」も退職願を提出したと言われた後、選挙が行われた。この選挙で恥をかかされる事もあるという。ここではその詳細は控えておく。「退職願」としている所がさすがだと思った。「願う(本人が希望している)」という事にしているのだ。本当はもっとこの役職を続けたいと思っていても、必ず2年で終わる。暗黙の了解だそうだ。このような空間は「異様」としか言いようがない。この独特の雰囲気は文章にするのは難しい。是非、皆さんにも傍聴してもらいたい。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 
2012.2.28コメント

 川上 葵さんのこの日のレポートには、町田市議会の「議会構成」を見た経過を記されれています。もちろん、この間に「会派」間の抗争があり、協調があり、あるいは思い切りが含まれたドラマがあります。他に、「順送り」の人事と見なされる議会もあると聞きますが、町田市はいわゆるガチンコと言われる状態です。市議会の中は政党(無所属議員も多数いる)に準じた複数の「会派」が存在し、この間、自民党系、あるいは保守系とされる会派ではかなり所属メンバーが変動しています。その変動が様々のドラマを生み、ヒーローがあり、ヒロインが登場します。それが喜劇であったり、悲劇であったり、あるいはハッピーエンドもあります。その内容は、それぞての主役の辞任の挨拶、あるいは受諾の挨拶が展開されたわけです。

 川上葵さんが記していますが、「退職願」ではなく、「辞職願」だったと記憶しています。はて、それは印刷物になっており、サインをしただけのものでした。今、思えば、「退職願」であったかもしれません。自分の記憶とはそれほどのものでした。ただし、その挨拶は気持ちを込めたものでした。私の退任の挨拶発言はその種の挨拶では珍しく、「ノー原稿」でした。傍聴席で、川上さんもしっかり聞いてくれたものと思います。

 内容は、町田市議会の録画中継を見てください。
 2012.2.27の会議内容の該当映像は下段を見てください。
 http://www.gikai-machida.jp/g07_Video_View.asp?SrchID=1591

 ただし、この映像はズームアップしたものであり、川上葵さんが見た光景と大いに違ったものでしょう。

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