2012.2.6 川上 葵 第3回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第3回:インターンシップ3日目> 
           第29期研修生 川上 葵 フェリス女学院大学2年

≪本日の研修内容≫

・東京都選挙管理委員会へ政治資金収支報告書提出
・記者クラブ訪問、挨拶
・東京都教育委員会に請願の提出方法を尋ねる
・日本青年館へコンサートの打ち合わせ(ポスター、チラシの原稿について)

《本日の詳細および感想》

 今日の研修は都内での活動だった。吉田議員と新宿駅で待ち合わせをした。人が多い中で待ち合わせをするとなると、たいていの場合は相手がなかなか見つからないという状況に陥るが、吉田議員のトレードマークともいえる白い上着のおかげですぐに見つけることができた。

 最初は、都庁へ行き、先日計算した収支報告書を提出した。私自身、都庁へ行くのは人生初だった。吉田議員からは都庁について詳しく説明をしていただいた。とにかく、都庁は中が広いため、目的地に行くまでもかなりの時間がかかった。エレベーターもすべてが同じ階に行くわけではなく、○階~△階までというように様々な種類があった。人生で初めて「エレベーターの乗り換え」ということを経験した。最初は、先日計算した、「政治資金収支報告書」というものを提出したのだが、書類の記入に不備があり、予想していたよりも時間がかかってしまったようだ。この報告書は3月までが提出期限で、今日はまだ数えるくらいの人しか提出をしていなかった。3月下旬あたりがかなり混むと伺った。何枚もの書類の書き換えをして、頭が混乱してしまった。しかし、一つ一つに細かくチェックが入るということで、今までの資金に対する悪いイメージが多少改善された。

 その後に、人生初、「記者クラブ」に訪問した。今まで「記者クラブ」というものが存在しているということは知っていたが、大学のサークルのように集まって話し合いをしているのか・・・?というと予想しかしていなかった。実際は各新聞社のスペースが分けられていて、「クラブ」という感じがしなかった。今回はなぜ記者クラブに行ったのかというと、吉田議員自身が注目している<学校給食の牛乳と放射能の問題>について話をする目的で行ったのだが、ここで私は新聞記者の態度の悪さに愕然とした。全員がそういうわけではないと思うが、新聞というものは実際に起きている問題などを報道する大切な媒体であると私は考えている。そして、その記者というものは「情報」に敏感でないといけないと考えている。しかし、吉田議員が牛乳の話をしているのにも関わらず、聞く耳をもっていないと言っても過言ではない態度をとった記者を目の当たりにし、本当に残念だった。本当に、もっと情報に関心を示してほしいと思った。

 そして、昼ごはんは都庁の食堂で食べた。さすが、都庁だけあった本当においしかった。メニューも豊富でかなり迷ってしまった。



 その後は、日本青年館というところへ移動し、コンサートの打ち合わせをした。「議員」と「コンサートの企画」はなかな
かつながらないが、地域を活性化するためにこのようなイベントを催すということはとても大切だと思った。想像以上に吉田議員は町田市の活性化に力を注いでいることが分かった。今回は、ポスター、チラシの構成や原稿についての打ち合わせをしたが、私も少し意見を言わせていただいた。とてもいい経験になった。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 
2012.2.7 コメント

 この日は、川上さんと現地で待ち合わせ、東京都庁に出向きました。自分の政治資金の収支報告書を提出する目的でした。自分では、完璧に仕上がっていると思いましたが、最終的にはぼろぼろに訂正です。内容を分割して、別の項目に入れなければならないという内容がありました。そうすると、全体の総括表まで次々と訂正が必要になってきます。また、頂いた領収書にゴム印で押してある会社名の住所部分が昔の住所表示になっていました。私が気がついていたことでなく、選管の職員の人が報告内容と領収書が違っているというのです。お店のゴム印が、私が町田市に越してきた26年前の住所名が変えられずに、使用されていました。

 次いで、入った記者クラブは別世界でした。相手の視点に立てば、いろんな人が訪ねてくるし、都庁の膨大な資料が持ち込まれえるわけですから、その人の立場からは一つ一つ気にしてはおれない、相手にしていては始まらないということでしょう。話を始めただけで相手が瞬時に理解してくれるのなら、ある意味、プロの政治家は不要なのかも知れません。自分が問題とすることを一つ一つ解きほぐし説明し、あるいは視点を変えて、まったく違ったアプローチをする等の方法が必要でしょう。私は、商売の世界(ビジネスの世界)に長くいたので、売り込みは断られた時から始まるとも思っています。めげずに、機会を待ちましょう。本人が勇んでやっていることが、相手にはどれほどの関心をもたれないことかもしれないと思い返して再出発です。

 川上さんが今ままでの私を見ていて、これからコンサートの企画とするいうことは意外であったかも知れません。大きなイベントであり、そのスタート時点に立ち合わせることが、川上さんの役に立てばと思っています。難しい取り組みですが、そうであればあるほど、やる気が起きてくるのがこれまた、吉田つとむの特徴です。見本を選別すること、そのなかで「これが良い」と自分の判断を示すこと、その理由を述べられること、そうしたプロセスが大人になっていく時に必ずプラスになるものだと思っています。

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