2012.3.23 川上 葵 第13回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第13回:インターンシップ13日目> 
           第29期研修生 川上 葵 フェリス女学院大学2年

≪本日の研修内容≫
・自由民権資料館 他町田市内散策
・挨拶

≪本日の詳細および感想≫
 私事ではあるが、3月はスペインへ行っていた為、今日の研修が3月1日以来、久しぶりの研修となった。

 今日は大谷さんも一緒の研修だった。今日は最初に自由民権資料館へ行った。私は受験期に少し勉強したくらいでほとんど知識が無いまま見学した。どの資料も興味深いものだったが、どの資料にも「自由」と書かれていて、ノイローゼになってしまうように感じた。今でこそ「自由」という言葉は誰もが考えるテーマとして聞きなれているが、運動が始まった当時は「自由」といきなり言われても頭が混乱してしまっていたのではと感じた。資料の中で、(詳しい名前は忘れてしまったが)ある議員が、昔は同じグループで一緒に頑張っていた仲間と撮った写真の中で、その後そのグループの中のメンバーと仲違いをしてしまったという理由で昔撮った写真からそのメンバーを切り抜いたものが展示してあった。(言葉にすると分かりにくいかもしれないが)これを見て「意外と子供っぽいな」と感じてしまった。今がどうであれ、昔一緒に頑張った仲間だったという事実は消えない訳であるから過去は過去で受け入れるのが当たり前ではないかと思った。それ程その議員は根に持っていたという事かもしれないが。

 この資料館は、現市長とつながりが深いという事を吉田さんから伺った。その為、何があってもこの資料館はなくならないという事も分かり、複雑な気持ちになった。そうであるなら、今後もっと市民に興味を持ってもらうように工夫が必要だと感じた。

 その後、野津田公園に赴きサッカークラブ・町田ゼルビア(J2)の為に改修中であるグラウンドを見学した。このグラウンドには【グラウンドの中に建物がある】ということが珍しいということで珍百景として某テレビ番組に取り上げられる予定らしい。確かに言われてみれば面白いと思ったが、それ以上に驚いたのは仮設トイレの数の多さだ。100はあったと思う。グラウンドの前にこのトイレの多さに驚き、思わず「これが珍百景か!?」と行ってしまった。ぜひこの仮設トイレの数にも注目してもらいたいと秘かに思った。

 さて、このインターンシップもあと2回で終了という事になった。数少ない研修でさらに多くの事を感じていきたいと思う。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 
2012.3.23メント

 川上 葵さんは本人の記載にあるように、しばらく不在でした。
 せっかくですので、お土産に頂いた美味しいクッキーをアップしておきます。
  

 さて、大半のインターン生が出向く自由民権資料館に行きました。自由民権といえば、政治家として板垣退助、江藤新平が名高い人物でしょう。他方で思想家では植木惟盛、中江兆民が有名です。川上音次郎の存在も消すことができない人物でしょう。また、五日市憲法はこの運動を表現する傑作です。社会・政治運動では各地の「困民党」が無視できない勢力といえます。それらに比べると、町田市で育った人物は大層地味になりますが、当地を語るときに忘れてはいけないのが、石阪昌孝や村野常右衛門という人物になります。そうした祖先のはるか後世になって、石坂市長が誕生したわけです。当地の歴史家には画期的な出来事でしょう。


 野津田公園の野津田陸上競技場は、予想通りにすっかりサッカー場に変っていました。しかも、グランドにビルが建っているのは異様でした。大谷さんが先にこのレポートを出していましたので、そちらもご覧下さい。
関係動画
 ○ 2012年 これが町田市の珍百景です。一押しと言われている
 ○ 2012年 「これが珍百景ではないではないかと思った、約100ヶの仮設トイレ

 さて、川上 葵さんのインターンは後2回しかないのですか、もっともっといろんな人に合い、いろんなところに連れて行きたかったのですが、十分にはいかなかったようです。残されたなかで、いくつかセットしたいと思います。

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