2012.8.9 矢島見依子 第6回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第6回:インターンシップ6日目> 
           第30期研修生 矢島見依子 成城大学3年生

≪本日の研修内容と感想≫
 この日も今後のインターンの打ち合わせでしたが、11時から選挙管理委員会事務局の方々の訪問がありました。吉田さんは以前から、市議会議員選挙の立候補者受付の仕方が問題であるとしています。受付は8時30分からなのですが、到着した順に手続きや準備が出来るのではなく、この時間に改めて手続き順の抽選が行われます。なので一番に到着しても、抽選によっては最後になってしまう可能性もあるのです。しかも手続きのための窓口はひとつしかなく、最初と最後の人では一時間以上もの差ができてしまいます。受付を終えないと、立候補者の応援者たちはポスター貼りの準備に取り掛かれません。2月の極寒の中、応援者の苦労は大変なものだと思います。吉田さんは窓口を増やすことや、封書 での手続きができないか提案をしていましたが、委員会側もなかなか難しいようでした。他にも選挙の途中経過の公開についてもいろいろと問題があります。今まで意識していなかった選挙のあり方を考えるきっかけとなりました。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 
2012.8.19コメント

 矢島さんの8月9日のインターンシップレポートが、昨日に続いて送ってきました。

 この日は町田市の選挙の状況について調べものがあり、その細かい打ち合わせが必要だとする選挙管理委員会側の考えがあり、面談したものです。確かに、相対してみると両者の事実認識には相違があり、その埋め合わせが必要だと思いました。

 事態をくじで決することはやむなきことですが、厳粛だが選挙と言う一種のゲームを公平に行うのは、どのようにしたほうがよいと思っています。現実には、寒空の下、1時間以上も選挙の運動員がポスター掲示場の前で、指示を待ち続けると言う事態が続いています。より、合理的な手段を講じるべきでしょうと考えています。

 実際の選挙の届出では、書類の事前審査を行い封印をしており、その中身を再審査する必要が無いわけであり、今の1人づつの候補者受付を改め、複数受付を行えば、今の所要時間が半分、あるいは4分の1になることができます。次回の選挙前には、改善を求めたいと思います。

 その他、選挙の開票の進行、発表のスタイルで非常に分かりにくい状況になっています。ある人は、最初の発表でほぼ全部の開票が発表され、ある人はそれが2時間後になっても得票が全く進まないという事態が町田市では起きています。そのために、新聞(全国紙)の中には、翌日付けの新聞で実際の当選者が得票ゼロになっていることが毎回起きています。何が公平なのか、発表の手順を再点検したいと思います。

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