2012.8.16 吉原弘晃 第5回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第5回:インターンシップ4日目> 
          第30期研修生 吉原弘晃 東京大学大学院修士1年

<研修内容のレポート>

 この日は午前中に熱海市副市長、田邉国治さんと熱海市観光協会専務理事、谷口隆さんを訪ねました。午後はお宮の松、起雲閣、網代漁港、百八対流灯祭、かがり火、花火大会を見ました。
 
田邉さんにお話しを聞いて
 田邉さんは経済産業省出身で、2011年7月から熱海市副市長に就任されました。熱海市では平成22年で既に市における65歳以上の人口の比率が38.6%となっており、また観光業も伸び悩んでいます。そういった時に、熱海市出身ではなく他の地域の出身者による、いわゆる「外の視点」が欲しいという熱海市の要望で、田邉さんは副市長に就任されました。
 田邉さんはご自身の仕事は熱海市を「変える」仕事と仰っておられました。現場の職員の方が粛々と仕事をこなしていくことはすごく大事なことと仰っておれらました。しかし、田邉さんは自分の仕事は熱海市をどのような形であれ変えていくことで、活性化していくことが仕事と仰っておられました。事実、熱海市への移住、居住を促進する「熱海時間」の創設。住民協働による観光地づくりを達成するためのNPO法人、ボランティア団体との協働といった新しい取り組みを行われていました。

 私は熱海市がどのような市を目指しているか伺ってみたのですが、熱海市は、市民の方にとって町づくりを人ごとの世界から自分事にすることを目標としているということでした。確かに、今までの町づくりはどうしても一般市民にとって人ごとだったような気がします。事実、私も住んでいる市の町づくりは人ごとだと思っています。そういった人の意識を変えて市が積極的に市民を巻き込んでいくことがこれからの町づくりの形なのかな、と私は思いました。田邉さんにはとても貴重なお話を聞くことができました。
 
熱海市を一日訪ねた感想
 田邉さんにお話を聞いた後、熱海市観光協会の谷口さんにお話を伺うことができました。観光協会では熱海市が実施しているイベントをたくさん教えて頂きました。熱海市では年間12回も花火大会をやっています。また、テレビとのコラボレーションで「はながっぱ」という熱海を舞台にしたアニメも現在放映されています。
 谷口さんにお話を伺い、お昼を済ませた後には、貫一とお宮像、起雲閣、網代漁港、百八対流灯祭、かがり火、花火大会を見ました。
 
 どの観光場所も一見の価値があると思いました。貫一とお宮像は言うに及ばず、起雲閣は大きく歴史ある洋館で、ボランティアの方がとても親切に解説してくれました。百八対流灯祭も幻想的な風景でしたし、花火は近くの距離で打ち上げられて大迫力でした。

 熱海市はあまり訪ねたことはなかったのですが、町並みは流石古くからの観光名所という印象で、町並みに風情がありました。また多くのイベントもありましたし、是非また訪ねてみたいと思いました。
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                             記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 
2012.8.20コメント

 この日は、インターン生2名(吉原 弘晃さん、矢島見依子さん)を同行し、熱海市に出向きました。かねてから面談を依頼していた熱海市副市長、田邉国治さんと熱海市観光協会専務理事、谷口隆さんを訪ね、お話をおうかがいする目的でした。

 感想は、この吉原さんと矢島さんがそれぞれに書きますので、比較してご覧下さい。

 なお、せっかくですので、この日は熱海の街中と周辺を探訪しました。夜のイベントまで鑑賞することにし、熱海を堪能しました。夜のイベントでも熱海市副市長、田邉国治さんと熱海市観光協会専務理事、谷口隆さんにお会いできたのが幸いでした。

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