2013.3.27 林 泉(いずみ)第7回インターンレポート
<第7回:インターンシップ7日目> 町田市議会議員 吉田つとむ 研修生 第31期研修生 林 泉(いずみ) 東京大学1年生 ≪本日の研修内容と感想≫ 会議の前に、レクチャーしました。 3月27日、まずその日の最初に、議会運営委員会があり、そちらを傍聴しました。その後に行われる本会議の進行について決める委員会のようでした。 その後、午前10時に本会議が議場で行われました。そこでは、議会運営委員会で話し合われたことに沿って、請願や議案についての採決が行われていきました。私の中で採決は一人一人札を持って投票していくイメージだったのですが、町田市議会ではボタン式で投票がされており、議場に設置されてあるモニターでその場ですぐにどの議員が賛成票で、どの議員が反対票か分かるようになっていました。私が採決に対して持っていたイメージは、国会議員の投票する様子をテレビで見たからかもしれません。ただ、国会議員も毎回そのように採決を取るのではなく、参議院では押しボタン式もあるようです。 本会議も委員会も、事前に傍聴申し込みをすることが必要です。ただし、1枚で済みます。 一日の会議で採決する法案はかなりの量で、50近くもありました。こんなにあったら、私だったら賛成と反対を押し間違えてしまいそうです。この日、初めて議案が表決される場面を見ることができ、とても興味深かったです。 東京大学教養学部一年 林 泉(いずみ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 2013.4.15コメント 会議のルールの確認をするのが議会運営委員会です。審議の順を予め決めておきますが、突然、手を挙げて会議中に発言する場合もあります。この日は、そうしたケースもありました。私も無通告質疑と言って、会議の進行中で議長の次第の中で「質疑」を問われた段階で手を挙げました。話の流れの中で行なったもので、発言予定は予め明らかにしていませんでした。 また、林さんが見たように、この日は多くの議案の採決が行なわれました。町田市議会は昨年7月に新庁舎が建ち、それを機会にボタン式の電子投票を導入しています。(29日に見学に行った)参議院と違って、議員個人の賛否がモニター画面に現れ、一目で目視することが出来ます。その後、参議院と同じように、議長が確定をすると賛否数が表示されます。林さんがイメージする投票は、町田市議会でも行なわれることもあります。確実に行なわれるのは、議長・副議長の選挙は投票者の名前を無記名にして、投票箱に入れる方式になっています。秘密投票で行なう場合は、そうした議員の発言席に置かれた投票箱に順に一人づつ投票していきます。 ボタン投票の実施例ですが、確かに投票で賛否を間違えそうになる時があります。恥ずかしいことであり、後で訂正は出来ませんので、大半の議員が緊張した中で投票が進んでいきます。町田市議会は、結構賛否が伯仲する場合があり、傍聴者にもぐっと引き寄せられる時があるのではないでしょうか。 トップページに戻る リストに戻る |