2013.8.20 池場 早貴 第2回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

第2回:インターンシップ2日目> 
         第32期研修生 池場 早貴 昭和女子大学3年生

≪本日の研修内容と感想≫

 8月20日 火曜日 インターン 池場早貴 昭和女子大3年生

 柏市と千葉市の方にお話を聞いてきました。



 柏市は中核市へ移行しました。中核市移行によるメリットとして、市民生活に身近な福祉、保健衛生、環境などの事務権限が県から移譲されることで、市民の声をより一層反映させることができるということがあげられていました。しかし、中核市となったことで、人員や施設が増え、14~15億円のお金がかかってしまい、財源の確保が大変になってくるという課題がありました。中核市という市があることを初めて知りましたが、平成19年のデータで中核市は35市あります。どの中核市も同じ問題をかかえているのではないのでしょうか。財源面での課題はありますが、より市民の声を聞くことができるというメリットがあるので、このような市が増えていけばいいと思います。



 千葉市は政令指定都市となっており、現在は20市の政令指定都市があります。中核市と比べ数が少なく、移行することは難しいのだなと思いました。政令指定都市のメリットとして、福祉、母子保健、都市計画などの市民生活に関わりの深い事務を県ではなく、市で実施することができることがあります。市民に密着した区役所も建てられるため、市民はより使いやすくなります。他には、専門職員が多いことによって災害にも対応できるということや、一般市にない財源の確保ができる(宝くじなど)ことで、様々なサービスを行うことができるということがあります。デメリットとして、政令指定都市の制度が50年以上変わっていないため、時代・現状にあっていないということがあげられていました。中核市も多いため、これから政令指定都市に移行する市は増えると思います。よりよい市民生活を実現させるためにも制度を変えることが必要だと考えました。

 中核市、政令指定都市の話を初めてうかがいましたが、まだまだ分からないことが多くありました。しかし、市がどのような活動をしているのかが少しではありますが理解することができました。中核市や政令指定都市が増え、市の活動が活発になってほしいと思います。
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                               記:町田市議会議員 吉田つとむ 志政クラブ 
2013.8.20コメント

 池場 早貴 さんは2日目の研修日でした。3回目の参加となる野村 南さんと同じ日程となりました。そのため、記事の対象は同一です。

 池場さんにとってはじめて聞く、「中核市」や「政令指定都市」と言う用語とその意味をよくとらえていると思います。都市はそれぞれに独立しており、自分の街がどうあるべきかをそれぞれが考えています。他の自治体の考えを聴き、その良さを発見するのが目的です。

 この日の視察訪問を今後の議会質問や自分の主張に活かしたいと思っています。今回は、そうした一連の議会活動の一環となります。

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