2013.12.5 金田有里恵 第7回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

 
         第33期研修生 金田有里恵 フェリス女学院大学1年生

≪本日の研修内容と感想≫

 本日は、町田市議会にて一般質問の議会を傍聴しました。この日、生まれて初めて議会というものを傍聴しました。傍聴する前は学校での生徒総会と同じような会なのだろうと思っていたのですが、実際は異なりました。学校での総会は、総会の前にある程度質疑応答の内容は決まっており、全て台本どおりです。事前に決まっているもの以外の質問が出ると回答する際に戸惑ったり、返答を次回の総会にまわしたりしていました。そんな学校での総会とは異なり、市議会では個人個人明確に仕事内容を把握しているので、驚くほどスムーズに議会は進められていました。

 特に驚いたこととしては、1人の議員の議題に60分という制限時間が設けられており、時間になるとマイクが切れてしまうことです。話が中途半端なところで終わってしまったので、マイクが切れる仕組みが果たして良いことなのかということに関しては疑問に思いました。おそらく、制限を設けないと会が延びるという問題が生じるからでしょうが、他に方法はないものかと思います。

 ひとつ気づいたこととしては、回答者が市長の名前になっていても、実際に答える人は市長ではなく分野ごとの担当者でした。元々それらの担当者が回答する予定ならば、なぜ直接彼らが回答せず一旦市長を通してからそれらの担当者に代わるのかということを、疑問に思いました。

                               フェリス女学院大学1年 金田有里恵(第33期研修生)


議員控室で撮影しました。現在同じ部屋にいる議員にも、一緒にカメラに入っていただきました。
同じ部屋(諸派と呼称)にいる大西宣也議員〈中)、新井克尚議員〈左)とスナップ写真。
右は、第33期生の金田有里恵さん(フェリス女学院大学1年生)と、その左は、
用件があって立ち寄っていた第32期生の池場早貴さん(昭和女子大3年生)
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2013.12.5コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 この日の金田さんは、初めて町田市議会の一般質問を傍聴して聞きました。議会の傍聴自体が初めてでした。議会の会議はいろいろあり、この一般質問は会議の一種です。ただし、会議の花形と言えましょう。

 一般質問では、議員が質問する項目を事前に通告するシステムになっており、また、行政職員による議員に対するヒアリングも事前にあるため、行政側が答弁に息づまることはよほどのことがない限り、ありません。

 時間制限に関しては、現在の方法は私が議会運営委員長時代に決めたものです。質問と答弁を含めて合計1時間としました。最初は戸惑いもありましたが、今はほとんど問題はありません。午前中にに2人、昼の休憩後に午後に2人、3時休憩後にまた2人と言うパータンです。本来、残り時間を考えて発言するべきことで、時間切れでマイクが切れるのは、通常の感覚ではないことです。以前は、質問時間が40分、答弁時間に制限がありませんでした。だらだらした答弁が多かった特徴がありました。インターネット中継を開始した際に、60分ルールを提唱しました。もう、導入して10年がたちます。

 議員が質問するのは、市長(一部に、教育委員長やその他の行政員会の委員長・会長)に対してです。市長が手抜きを自分が応えていないものです。以前は特殊な分野の質問以外は市長や副市長(旧助役)が答弁をしていました。今の市長は、自身が省エネタイプのトップとなっているからです。

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