2014.11.24 金田有里恵 (クトロヴァッツコンサートレポート)
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

 
         第33期研修生 金田有里恵 フェリス女学院大学1年生

≪本日の研修内容と感想≫

   私はこのコンサートに向け、1年以上前の準備段階から当日の運営まで長期的に関わらせて頂きました。パンフレット作り、ホール代の支払い、ピアノの台数の決定(1台にするのか2台にするのか)、実行委員会の会議での司会、各種資料の校正、本番での役割など、様々あり書ききれないため、特に印象深かったものをかいつまんで記すこととします。

 当日は前半の会場アナウンス、後半のドア係、終演後のCD販売補助を担当させていただきました。表にこそ立たないものの、声を使ってのアナウンスは観客に情報を伝える重要な役割を担います。アナウンスは会話ではなく一方的に相手に情報を伝えるため、どうすれば相手に聞きやすいアナウンスをできるか考え、練習の際には自分の声を録音し客観的に聞くことによって、聞き取りにくい子音を導き出したり抑揚やリズムで気になる箇所を修正したりして本番に臨みました。下準備は功を奏し、納得のアナウンスができたと思っています。一方で、CD販売のつり銭の準備不足や手際の悪さには大きな改善すべき課題点もみられました。行動には失敗と成功がつきものですが、良かった点と改善点をその後に生かすことこそが大切なことだと思います。

 コンサート後の懇親会の際には、出演者と英語でおはなしする機会があり、対話をはじめ通訳も経験しました。出演者はオーストリア出身ですが、世界中を飛び回っている彼らにとって、英語は重要なコミュニケーションの手段だと言っていました。事実、オーストラリア人の彼らと日本人の私たちが、普段は全く異なる母語を話しているにもかかわらず、一つの共通言語を通してコミュニケーションを可能にしています。それが英語なのです。ここでは、日頃の大学での学びや留学経験が生かされ、自分の実力を確かめる良い機会となりました。自らの弱点が明らかになると同時に自信もつくため、実践の場は多ければ多いほどいいものです。


 今回強く感じたこととしては、ひとつの大きなことを達成するには事前の準備と事後の反省が重要だということです。行事を主催することは大変なことですが、終演後の観客の満足そうな表情はこのコンサートを実施した意義を見いだしてくれました。今回の成功と失敗を生かした、3回目のクトロヴァッツコンサートさがまち公演が近い将来に実現することを願っています。

                               フェリス女学院大学2年 金田有里恵(第33期研修生)
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2014.12.07コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

  2013年の秋(1年生)から吉田つとむのインターンシップに参加したのが、金田有里恵さんです。たまたま、冬場の雪が多い年になりました。合わせて、私にとって改選の時期でした。インターン生には直接選挙に関わらせたくない、ましてや、金田さんは未成年であり、選挙運動にはかかわらせることが出来ない年齢です。そうしたことがあって、インターンシップが十分には行えませんでした。

 しかし、今年の11月24日にクトロヴァッツコンサートを予定したことで、その準備に関わり、さらに、通常のインターンシップが終了した後も、このコンサート開催に関わると言うことで、途中の打ち合わせや作成物の決定に参加した次第です。そして、ようやくたどり着いた、コンサートの開催日になりました。良く、経過と結果を記してくれたと思います。

 今回の体験が、今後の学生生活、就活、社会生活に何かの役に立てば幸いです。

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