2014.8.11 佐藤小百合 第2回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

 
        第34期研修生 佐藤小百合  昭和女子大3年生

≪本日の研修内容と感想≫

 今回は吉田議員が訪れた各施設の報告記事の校正などを行いました。
 最近では地方議員の政務活動費についての議論が様々なマスコミの間で行われていますが、今回の報告記事を読んでみて地方議員の活動というものがどういったものなのかが分かりました。
 また、吉田議員は訪れた施設と町田市の施設の現状と比べて報告をまとめているため、町田市が今後改善するべきところがみえてきました。

 ニュースで国会議員の方が地方へ視察しに行ったことを取り上げていたりしていますが、大きい市の市議会議員も同じように視察へ行き、報告していることが分かり、少し意外に思いました。私が住んでいる地元の市議会はとても小さいため、視察へ行くという話は聞いた事がなかったので、町田市と私の地元との違いを感じさせる報告内容でした。
 他にも視察報告のなかで、美術館へ行った内容のものもありましたが、記事を読んでいたときに、吉田議員から「町田市は昔から持っている史料や古美術品が少ない」と言っておりましたが、町田市にはそういったものがないということを知って驚きました。町田市はとても大きな町なので、昔の史料や古美術品をたくさん持っていると思っていたので、これはとても意外に思いました。
 今回の報告内容を読んでみて、市議会議員は自身の宣伝や地元への貢献だけではなく、様々な施設へ視察を行う事で、地元にある施設への課題を探す事も市議会議員の仕事なのだという新たな発見ができました。

                               昭和女子大3年生 佐藤小百合(第34期研修生)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2014.8.12コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 たまたま、インターン生の佐藤小百合さんたちは、吉田つちむが地方に視察に出た期間にインターンシップの研修日程と遭遇しました。私の視察報告書を文をチェックを行い、発見してくれた一部語句の訂正を行って提出しました。

 この間、政務活動費の不透明な支出を発端に、メディアを中心に、その他の活動も問題だと指摘が行われました。たまたま、この問題で私はビートたけしのTVタックルという番組に出演する機会があり、さまざまに発せられた疑問に答える立場で説明しました。インターン生にはその放映予定を事前に話していましたので、それぞれに見てくれたでしょう。

 視察のことを述べる前に、議会のクラスのことを書きましょう。国会(衆議院・参議院)、都道府県議会、市町村議会によって、その議員のあり方は大きく異なってきます。国会議員の場合は、国政調査権と言うものを持ちああわせていますので、その役割を発揮するのであれば自ずと他のレベルと力がまるで違う物でしょう。
都道府県議会、市町村議会の議員の場合は、調査は強制力はなく、あくまでお願いのレベルです。そうした上で調査などに政務活動費をどう生かすかということが問題になります。視察には、常任委員会等の委員会の視察と、会派(あるいは議員個人)の視察の場合があります。今回金銭的に問題とされているのは後者の視察に関するものです。その視察は、町田市のように比較的に大きな都市の議会だけでなく、小さな都市の議会でもも恐らく実施しているものと思います。その報告のスタイルは様々です。

 よその議会がどのように行っているかは、二の次にして、我々町田市議会が、まず自分がどのように行っているか、それを明らかにする方が物事の改善の役に立つだろうと思っています。もちろん、自分の視察とその報告内容のレベルが卓越しているとは断言できるとは思っていませんが、多数の報告文の中で並みの成果の報告分を含めて、公開しているのが物事の参考になると考える次第です。合せて、自分の街に取って、どのような位置関係になるか、そのことを絶えず考えていこうとしています。

 なお、こうした視察報告書は、今の町田市政がなにをしているか、あるいはこれから先にどのような施策を行っていこうとするのか、そうしたことを考えながら記載しているものです。

 次回には、町田市の文化施設を皆さん、インターン生と一緒に見学する予定にしています。先に、他の自治体の文化施設を視察した報告書を見た上で、町田市のものを見てください。

                              トップページに戻る   リストに戻る