2015.06.24 岡澤 優紀 第8回インターンレポート
            町田市議会議員 吉田つとむ 研修生

 
            第36期研修生 岡澤 優紀 明治大学3年生

≪本日の研修内容と感想≫

 今回のインターンシップで請願にかかわるものの採決をした会議を町田市議会第2回定例会最終日の本会議で傍聴しました。

 『請願権』という言葉は中学生のときに「社会」で習いましたが、そのものが実際にだされそれが可決、否決をされる場面を初めてみました。ディベートのように、賛成意見を持つ人と否定意見を持つ人でしっかり議論が行われるものだと思っていましたが、議論無しでほとんどが数票差と言う結果で可・否決が決まっていたことに少し疑問を感じました。
 
 都市公園用地内において公共道路を建設する行政の施策に関して、その新設あるいは断念させることに利害関係が異なる人がそれぞれいて、両者の主張はそれぞれ納得できるものでした。当該議論では、きちんと具体例を出してその害をなくせるかどうかの調査がいかに大事かがわかりました。


 上記写真は、公営住宅家賃の据え置きを求めた請願者と懇談中に撮影・この請願は、18×17で採択(請願では可決でなく、採択と表現)                              

                                 明治大学3年生 岡澤 優紀 (第36期研修生)
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2015.07.01メント  記:町田市議会議員 吉田つとむ
 
請願審査の要点について

 岡澤さんが傍聴したのは、市議会の中で本会議と言うものでした。実際には、請願の審査は常任委員会(問題によっては、特別委員会)で行なうものです。*国会の安保法案が(特別)委員会で長時間審議し、本会議はわずかの時間で決まることと似通っているものです。町田市議会の請願審査において、岡澤さんが建設常任委員会(吉田は委員です)の審査を傍聴しておれば、私を含めて長時間の論議をしており、意見は少し変わったかなと思います。

 つまり、ディベートの方式を採用すると、それは少人数の委員による委員会において運用されるものでしょう。しかも、議員は一定のスタンスや政治判断を持った人物がなっており、その見地は事前に明らかな場合もあります。


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