2016.08.10 小林 加苗 第3回インターンレポート
      
              町田市議会議員 吉田つとむ 第38期研修生

           第38期研修生 小林 加苗 白百合女子大学3年生

≪本日の研修内容と感想≫

 2回目のインターンシップとなる今回は、町田市の自由民権資料館を訪ねました。自由民権運動というのは、明治前半に人民の権利や自由の拡大を目指して、藩閥政治に対抗して政治に参加しようとした活動です。自由民権運動の活動をした最も有名な人物として板垣退助が挙げられます。私自身、正直歴史は得意ではありませんが、過去の偉人や日本または世界を変えた人物には興味がありました。今回は町田市という場所にゆかりのある自由民権家について勉強する機会を設けていただいたのです。前回のレポートにも記載したのですが、私は埼玉の人間なので大変貴重な機会でした。



 当時は多摩地域を含めた神奈川県を武相地域といったそうです。この資料館では武相地域で活動した多くの民権家に関する資料がありましたが、一人一人が個性的な人物ということもあってとても興味深いものがありました。その中でも最も印象に残ったのは、青木正太郎という人物です。学校を設立したり養蚕製糸業の展開をしたり、鉄道などの道路の開削事業に携わった人で、人材育成や地域の活性化というまさに武相地域の発展に尽力したのです。教育を含めた人材育成や、鉄道という今や人々の大事なツールとなっているものに対して力を入れていることから、着実に地域に貢献していたということがわかります。鉄道に関しては、青木正太郎の他にも多くの民権家が各地で開削事業に携わっていたのも印象的でした。この当時の民権家によって作られた沿線を今でも私たちが利用しているというのは何か感慨深いものがあると共に、彼らの努力の形を実は身近に感じていたのだと改めて気づかされます。

 今回は資料館の方に一つ一つ丁寧に解説をしていただいたので、歴史が苦手な私も楽しく学ぶことが出来ました。また、これを機に私の地元では当時どのような活動をしていたのかも知りたくなりました。もしこのような資料館があれば足を運びたいと思います。
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2016.07.11 コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 この日のインターンシップでは、小林加苗さんが一人でした。小林さんのレポートが2回となっているのは、インターンシップ参加が2回目のためです。意図的ですが、前日のインターン生 武者小路麻理さんとは別のコースを辿りました。それが自由民権資料館です。専攻の関係で、歴史もいいかなと思った次第です。


 左はピアニストの高橋里奈さん。

 小林加苗さんは詳しく書いてくれました。当然、私が知らなかったこともありますので大変参考になりました。頭を休めるために、この自由民権資料館からは比較的近くにある、ピアノカフェ・ショパンに立ち寄りました。町田市は音楽にかかわる施設も、人も多いところです。ここは官庁がやっているのでなく、民間です。個人の運営です。

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