2016.08.25 小林 加苗 第6回インターンレポート
      
              町田市議会議員 吉田つとむ 第38期研修生

           第38期研修生 小林 加苗 白百合女子大学3年生

≪本日の研修内容と感想≫

 今回はヒアリングというものに参加させていただきました。これは、後に行われる一般質問のための準備段階であり、事前に市役所の方と面談をします。実際にその面談に同席させていただいたのですが、市役所の皆さんと吉田議員が資料に基づいて話している内容は率直に難しいと感じました。ですが、今までも地域を活性化させるために懸命に話し合いをされてきたということが一目でわかりました。地域というのは場所に限らず、このような話し合いや会議によって作られていくのだと改めて感じることが出来ました。また、この日は多くの職員の方々が忙しなく動いているのが印象的でした。いつもは静かで落ち着いた雰囲気のフロアがある意味賑やかに感じました。






 また今回は面接を入れて6回目のインターンシップでしたが、初めて吉田議員と同じ部屋に所属している議員の方々にも会うことが出来ました。残念ながら全員にしっかりと挨拶をすることはできませんでしたが、お会いした議員から、社会の厳しさや就職する上で大切にするべきことなどを学ばせていただきました。大変貴重な機会となりました。


 吉田つとむが撮影しました。
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2016.08.27 コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 

 今回、小林加苗さんは、武者小路麻理さんと一緒に参加しています。この日は、掲載記事を分けた様で、対象が全く異なっていました。

 議員は、本会議で自由に行政側に質問を行いますが、それを一般質問と言います。年に4回、各定例議会に1回の割合で、各個人が質問します。ちなみに、今度の議会では36名中、質問をしない正副議長を除いて32名の議員が質問する立場になります。その一般質問に関して、事前情報として「一般質問通告書」を提出しますが、実際にはそれがあまりに簡明であることから、行政が答弁の骨子や個々の質問に対応する準備のために、行政職員が行う情報収集が行われるわけです。議会の本会議では、市長、副市長、部長が答弁し、ヒアリングにやってきた課長や係長が答弁することはありません。きちんとやっておかないと、トンチンカンなやり取りになる可能性があります。

 端的に言えば、議員は尋ねる側ですので、少々できが悪くても済みますが、応える側が要領を得ないと市長以下が締まらないと見られるわけです。このヒアリングと言うのは、議員側が求める要素より、行政側がそれを必要としていると言えます。ちなみに、上記の写真では、広い会議室(委員会室)を使って、何組もヒアリングが行われています。合理的に、どんどん進めるために、こうした光景を示すわけです。

 議会は発言で進められ、文書で進めるものではありません。それは議会の傍聴を通じてご覧ください。
 記:町田市議会議員 吉田つとむ 保守連合

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