2016.08.23 御子柴 綾乃 第5回インターンレポート
      
              町田市議議員 吉田つとむ 第38期研修生

           第38期研修生 御子柴 綾乃 共立女子大学3年生

≪本日の研修内容と感想≫

 今回は町田市民病院に伺い、栄養科で科の仕事や病院の食事についてお話していただきました。町田市民病院の栄養科では主に患者様の栄養管理を行っています。又、食育にも力を入れており、作成したポスターの掲示や病院の季刊誌にレシピの掲載を行っています。患者様への栄養指導も行っており、特に糖尿病や循環器系の入院患者様には必ず減塩の指導を行うそうで、栄養指導が盛んな印象を受けました。



 又、印象的だったのが嚥下機能についてのお話です。嚥下とは物や水を飲み込む事で、加齢によって嚥下機能が低下してくると食べ物や飲み物が気管や肺に入ってしまう事があります。これを誤嚥と言い、肺炎の原因になる事もあります。これは管理栄養士を目指していれば習う事なので、私はある意味当たり前の事と考えていました。しかし、実際には患者様にとって嚥下機能が低下するとはどういう事なのかは想像しづらく理解しにくいものだという事でした。病院では、内視鏡やレントゲン撮影を使用して嚥下機能を評価する
VF検査・VE検査を行い、目に見える形で患者様に説明をする事もあるそうです。患者様の立場に立って考え、患者様に納得していただく為の努力や工夫をする大切さを感じました。


 今回も、勉強しているだけではわからない事をたくさん教えていただきました。特に、管理栄養士は食を通じて「人と関わる」職であるという事を強く感じました。学んだ事を胸に刻み、今後も学びを深めたいと思います。


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2016.08.23 コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ 
 
 第38期インターン生として参加する御子柴綾乃さんは、町田市民病院と高齢者施設の合掌苑を訪ね、いろいろお話を伺いました。施設全般の話より、管理栄養士の仕事に関して、施設ごとの特徴を尋ねたというスタイルになります。

 なお、市民病院では、途中で私は退席することになりました。他に用件でできたためで、結果的に一人で残すことになりました。記録を見ると、話も十分に伺ったようで安心しました。

 私は自身が入院するような病気になった経験が少なく、実際には病院の食事の世話になったことがほとんどないことで、食事にはあまり関心がありませんでした。そのためか、「嚥下機能」と言う言葉も、「嚥下」の文字も知らないものでした。あわせて、病院の事務部門に来ることもほとんだなく、治療室や病室以外の機能を考える機会も少なったわけです。良い機会でした。


 合掌苑でも、お話を伺いました。レポート掲載は町田市民病院の話のみになりました。

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