2017.08.18 村上 真由 インターンレポート(1-1)
町田市会議員 吉田つとむ インターンシップ第40期研修生 村上 真由 玉川大学3年生 ≪本日の研修内容と感想≫ 「町田市が所持する特許技術例 今回は町田市役所の建設部道路管理課の方々にお話を伺いました。市と民間企業が協力して作り上げた技術で、特許取得をしています。市と民間企業が協力して作るということは珍しい事例だそうです。 Ø 消えないまちだ君 3.11の大地震の際、町田市も停電が起こりました。大地震の避難場所に町田市民ホールも入っていました。しかし、停電により辺りが真っ暗で避難所に来ることも難しかったそうです。そこから、停電時にも消えない街路灯を作ろうということになったそうです。消えないまちだ君の何が良いのか、それは通常点灯時に中のバッテリーを充電できるということです。つまり、通常では点灯しながら同時にバッテリーを充電し、停電時はそのバッテリーにより自動で点灯することができるということです。最大で24時間点灯出来ます。さらに、既設の街路灯の柱内にそのバッテリーユニットを設置するだけで良いというところが従来の類似品とは違います。従来であれば、ソラーパネルを使ったソーラー街路灯などがありますが、天候や場所に左右され、取り付けも難しいものでした。その点、消えないまちだ君は簡単に設置でき、コストも控えめ、天候や場所も制限されない。素晴らしい技術だと思いました。 現在、町田市ではこのシステムが稼働しています。このシステムの良いところは既設の排水ポンプに後付けが可能であり、無線動作で設置工事が簡単というところです。低コストで短工期、小型のものであるため道の邪魔にならない上、表示が見えやすいものとなっています。また、使用されている無線電波は免許が不要の範囲内の電波であるため免許や届出が不要となり、早くに運用開始が可能となるそうです。最近はゲリラ豪雨も多く水災も多発しているため、また都市部以外も冠水する事例もあることからこのシステムが広く普及されると良いなと思います。 |