2017.08.07 宇都木 彩名 インターンレポート(11)
      
       町田市会議員 吉田つとむ インターンシップ第39期研修生

                 宇都木 彩名 津田塾大学1年生

≪本日の研修内容と感想≫
  
 本日は東京書籍の本社を訪問しました。東京書籍は教科書出版最大手の会社です。私はそこでデジタル教科書を使用しての新しい教育指導法について、お話を聴きました。
  

 デジタル教科書とは紙の教科書ではなく、タブレット等を利用して授業を行う教科書のことです。デジタル教科書の利点は挿絵や写真、本文を拡大提示することや動画教材の視聴が可能なところです。スクリーンに提示することにより、生徒達は顔を上げて画面を見ながら集中して授業を受けることが出来ます。また紙では伝わりにくい箇所が、動画教材の導入により児童達にイメージをつかませることが容易になると聴きました。

 

 現在、特別支援を要する学生達にこのデジタル教科書を活用していただこうと、工夫が施されているそうです。目が不自由な子供たちのためには、音声付きのデジタル教科書を作成したり、教科書の背景や文章の色を自由に変更することができるよう作成しました。これは、目の不自由な学生達はそれぞれ見えにくい色、見えやすい色が異なるという理由が存在するためです。この技術により、各々が分かりやすい文章の教科書を手元に置き授業を進めることができます。

 デジタル教科書は学生達それぞれに対応した、テキストに変わることが可能です。まだ、このデジタル教科書と学力の直結した効果は証明されていませんが、学生達が授業の内容を理解することが容易になるという点は確かなことだと感じました。このデジタル教科書を使用して、勉強の面白さに気づいてくれる学生が、増えることを望んでいます。
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2017.08.07 コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ インターンシップ

 久しぶりに、学校教科書会社の東京書籍を訪問しました。主に、英語教科書と思っていますが、その読み上げは人が全部を担当していることに驚きでした。合成音は英語の発音にはまだ適していないこともわかりました。先端の教科書がどのように作られているか、教師用の内容はどのような点が進んでいるか、障がいを持つ児童や生徒に適していることを、その表示を聞きながらポイントを学びました。実際には、学校現場で確認する必要があるでしょう。前回の訪問とは全く違った点を学びました。

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