2018.12.15 宇都木 彩名 インターンレポート32回
      
       町田市会議員 吉田つとむ インターンシップ第39期研修生
                 宇都木 彩名 津田塾大学2年生

≪本日の研修内容と感想≫

 本日は東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館に行ってきました。当美術館は、1976年7月に開館してから約四半世紀にわたり、国内外の芸術作品による展覧会を催しています。

 今回は日本・スウェーデン外交関係樹立150周年記念として、カール・ラーション展覧会が開催されていました。
 
カール・ラーションはスウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家です。家族をモティーフにした温かい作品で知られるスウェーデンの国民的人気画家の彼は、昔ながらの伝統が残るダーラナ地方に「リッラ・ヒュットネース」と呼ばれる家を入手します。そこで妻カーリンとともに理想の家へ改装していきました。その暮らしぶりを描いた画集は現代のスウェーデンのインテリアに深い影響を与え、各国でも翻訳出版されています。本展では、絵画をはじめ、夫妻がデザインした家具やカーリンのテキスタイルなど日本初公開を含む品々を展示されていました。そこから異国の魅力的な雰囲気が漂うライフスタイルを感じ取れます。

 また展示室内には「リッラ・ヒュットネース」の居間をイメージしたコーナーもあります。こちらは撮影可能なフォトスポットになっていました。美術館で写真撮影が可能な場所があるというのは珍しいため、嬉しく感じました。
 夫妻がデザインした家具や織物は、 スウェーデン家具の大手企業である、イケアの製品に大きな影響を与えています。イケアは私自身、大好きな家具のお店です。彼の作品がイケアと深い関わりを持っていることを知り、更に彼の作品に惹かれました。芸術は企業に影響を与えるほどの、大きな力を持つものなのだと実感しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2019.01.08 コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ

 宇都木彩名さんのインターンシップは、
30回目をもって本来終了しましたが、オプション的に32回目の参加です。日程が年末であったこと、到着と私の掲載が遅くなったことでこの時期になりました。
 なお、東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館は、新宿西口にあり、高層ビル群の一角にあります。当然、常設で東郷青児氏のコーナーも設置されていますが、その部分は見て回る余裕がありませんでした。


 また、この日は時節柄、会場ロビーでミニコンサートが開催され、クリスマスソングや讃美歌が歌われました。この日美術館に来場した多数の観客の皆さんが、この豊かな時間を堪能しました。
 

            トップページに戻る インターンページに戻る  リストに戻る