横浜市会の山下正人議員を訪ね、自民党会派室で横浜市役所の方のお話を伺いました。
町田市の南側に隣接する横浜市では、JR線や複数の私鉄路線の他に、横浜市が直接、または間接的に運営する鉄道路線が存在します。
一つは横浜市の交通局が運行する地下鉄(横浜市営地下鉄)で、市北東部のあざみ野から市内中心部を通り、市南西部の湘南台を結ぶブルーラインと、横浜線の中山から東横線の日吉まで港北ニュータウン内を走るグリーンラインの2路線があります。ブルーラインは現在あざみ野から小田急線新百合ケ丘までの延伸事業が進められており、約10年後の開業を目指しています。
2路線とも通常の鉄道とは線路幅や集電方式が異なっており、ブルーラインでは線路横の別のレールから電気を取る第三軌条方式を、グリーンラインでは推進力にリニアモーターを使用する鉄輪式リニアという方式を採用しています。トンネル断面を小さくすることで建設コストを抑えることができる反面、ほかの路線との相互乗り入れができない現状があります。
もう一つは横浜市や地元の企業が出資した第三セクターが運行を行う「シーサイドライン」です。昭和50年代に開発された市南部の埋立地の居住者や、沿線に建設されたレジャー施設の利用者を輸送する目的で建設されました。高架橋の上をゴムタイヤ付きの車両が走行する「新交通システム」の国内標準仕様第一号の路線です。
建設時に国の補助を活用するため、路線下の道路と一体的に整備を行ったことから、高架橋の維持管理は第三セクターではなく横浜市の道路局が行っていることも特徴の一つです。
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2019.05.14 コメント 記:町田市議会議員 吉田つとむ
今回の横浜市の鉄道行政の調べに関して、横浜市会の山下正人議員に大変お世話になりました。最初の写真は、横浜市会の玄関で、同議員のインターン生とも一緒に写っていただきました。
複数の部局の方にお世話になって、聞き取りを進めたものです。
また、地下鉄のブルーライン・グリーラインの双方と、「シーサイドライン」共に、訪問の前後に体験乗車をして撮影したものです。本来、「シーサイドライン」は無人運転ですが、先日の事故以来、有人運転がなされていることで、運転席の撮影を後方から行いました。無人運転では、操作部にカバーが覆われ、左側部分も客が乗車可能となっているとのことでした。
記 町田市議会議員 吉田つとむ 保守の会
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