2019.08.27 長井 健太 インターンレポート7-3回
      
       町田市会議員 吉田つとむ インターンシップ第43期研修生
                 長井 健太 首都大学東京3年生

≪本日の研修内容と感想≫

 横浜市会の山下正人議員を訪ね、自民党会派室で横浜市役所の方のお話を伺いました。引き続き、市交通局の赤松課長ほか3名から主に地下鉄関連のお話を伺いました。




 1972年に最初の区間が開通した横浜市営地下鉄は、現在ではブルーラインとグリーンラインの2路線があり、ブルーラインでは路線延伸に向けた工事がまもなく始まろうとしています。トンネルの断面を小さくすることで建設コストを下げられることから、ブルーラインでは線路横の別のレールから電気を取る第三軌条方式が採用されています。またグリーンラインでは丘陵地の高低差が激しい線形に対応するため、リニアモーターを推進力としてレールの上を走る鉄輪式リニア方式の小型車両が使用されています。このため、近年首都圏で拡大が進む相互乗り入れには参加できなくなっているほか、利用者の増加が続くグリーンラインでは混雑が激しくなっています。



一方で、初期に開業した区間では後の耐震基準見直しによって高架橋の橋脚やトンネルの中柱(上り下りの線路間に立てられた柱)の補強が必要になっていることから、終電から始発までのわずかな時間を利用して工事が行われています。また横浜だけでなく沿岸部の都市の地下鉄特有の事象として、埋立地の地下を走る区間で地下水に含まれる塩分が鉄筋コンクリートの老朽化を加速させる要因となっていることから、塩分を吸着させる成分を配合した特殊なコンクリートを使用し、維持管理コストを下げる工夫がなされているとのことです。
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2019.08.31 コメント  記:町田市議会議員 吉田つとむ

 
今回の横浜市の鉄道行政の調べに関して、横浜市会の山下正人議員に大変お世話になりました。最初の写真は、横浜市会の玄関で、同議員のインターン生とも一緒に写っていただきました。

 複数の部局の方にお世話になって、聞き取りを進めたものです。
 また、地下鉄のブルーライン・グリーラインの双方と、「シーサイドライン」共に、訪問の前後に体験乗車をして撮影したものです。本来、「シーサイドライン」は無人運転ですが、先日の事故以来、有人運転がなされていることで、運転席の撮影を後方から行いました。無人運転では、操作部にカバーが覆われ、左側部分も客が乗車可能となっているとのことでした。
 
 記 町田市議会議員 吉田つとむ 保守の会

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