「オリンピックを中止しよう!」と最初に呼びかけた時から見ると、その現実性が出てきました。「できるわけない」と言うことも各所に聞くようになりました。
国の新型コロナワクチンの供給体制が目指すところは、概ね6月をめどに、接種を全国展開するペースで計画が進められるのですが、それではオリンピックの聖火リレー、あるいはリハーサルなどの準備対応が考慮されているとは思えません。あくまで、今日の時点で、オリンピックの入場行進を盛大に行いたい、全国に、世界に映像を発信したいという願望をもとに全ての計画が集中された状態です。つまり、国家的な威信(菅総理)、東京都のプライド(小池都知事)が優先されており、社会的に新型コロナ感染が収束して、人の移動がさほど制限なくできていることが後回しにされることになるでしょう。
オリンピックのために、他の経済活動、さらには国民生活の維持に大きなブレーキをかけるようなことがあってはならないと思っています。
長期的にも短期的にも、オリンピックの開催は速やかに中止するべきでしょう。