4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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一般質問 中学校給食無料試食会(無料試食実験)の実施・進展の成果について2019.12.6

市政の動向と議会発言・態度・視察

 町田市教育委員会の中学校給食弁当に関して、その利用率が極端に低い状況を改善する目的で、本年度、無料で中学校給食弁当の無料試食実験という新たな試みを行っているが、その進展状況を示してもらいたい。

1)      実施状況は好調に進んでいるか

2)      課題は発見できたか     

 答弁は、実に不明確なものでした。事前に「資料請求」という手法で、実施状況は数字で把握できていたので、要するに、胸を張って言える数字ではないことがわかっていましたが、無料試食会(無料試食実験)の参加者は、全平均で79.5%、つまり、約8割の利用者があったというものです。ところが、そうした試食をしたにも関わらず、その後に中学校給食弁当を頼んだ生徒は微増、それも1-2%のレベルでした。中には、4月の時点に比べて減少した薬師中学校の例もありました。事業としては、あまりにも不振というものでした。

 この施策を提唱した側としては、なにか付加的な改善点(例えば、現行は出されていない汁物を新たに加える等)を入れて実施するべきだとしましたが、なんの新規策も盛り込まれないまま、1週間の無料試食のみが各中学校で順番に実施されています。

 町田市教育委員会は、この中学校給食無料試食会(無料試食実験)を通じて、喫食率の目標値を年度末で30%と設定していますが、現状の推移からこの実現性はほぼゼロですが、私が改善点を取り込んでそれを目指すように提案しても役人はそれを認めようとはしません。この方々は、目標値を設定してそれが一切実施できなくてもなんの責任を問われることがないのでしょう。「頑張った」で済むのが、役人の仕事だというほかありません。このスタンスでは、結果は見えていると指摘せざるを得ません。

保温材(保つくん)を入れた弁当ケース

 再質問で、今行っている取り組みは、来年度の予算編成に反映されるものかどうかというものでした。不思議なことに、返答は非常に不明確でした。本来は、今の施策は事業の総括を十分に行って実施されると言えば、来年度の当初予算には反映されないと答えるか、あるいは新年度以降に反映させたいと答えれば済むことでしたが、中学生の新規申し込みが極端に少ないことで、何事も口をつぐみたくなっているのでしょうか。

 更に質すと、ようやく判明したのは、予算を伴わない改善はやる可能性があるというものでした。とにかく、試食をした中学生のアンケートを集約するとしています。しかし、その話を聞いてみると、既存の課題に関するもので、実際に導入するとなると、一定の費用がかかることは当然のことでしょう。どうも、教育委員会の方向性が見えてこないものでした。

(続く)

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