東京は今年の夏に東京都知事選挙、横浜市は来年の夏に市長選挙、そして大阪は来年秋に大阪都選択の住民投票となり、この3都市にとって大きな政治的な選択・転換or維持・発展の年となり、少なくてもそれぞれの住民にとって選挙・投票に関しての関心が高まることは間違いないでしょう。
私が住む東京都は現職の小池都知事が2期目の立候補を行い、自民党が独自候補を立てればその盛り上がりが大きくなるでしょう。その反面、自民党が小池都知事と対立を避ければ都民の政治選択の機会・興味が失せ、自民党への失望が極限まで高まるでしょう。都知事選での旧民主党系への期待は大半の人が持ちえず、自民党が独自候補者を出さず、小池都知事再選阻止の候補を立てると、わずかばかりの支持はでるに過ぎない結果となるでしょう。
どのみち、オリンピック開催に関して、小池都知事が選ばれようと他の候補者が選ばれようとその実施内容には大勢の変化はないでしょう。今さら、大きな変化を持ち出しことはできず、それは奇跡的に共産党の都知事が誕生しても寸分の差も無く、オリンピックが予定調和的に開催されることになります。
最も多きな変化をもたらす可能性があるのは、再来年の横浜市長選挙でしょう。IR(カジノ)を推進して横浜港を大変換させるか、それとも今の延長上に横浜の将来を展望するか、自民党と野党の支持候補が激突することは必定でしょう。その結果によって、横浜市長がどの人がなるのか決まるものです。この IR(カジノ)の是非は、他の行政施策と直接関連することが少なく、選挙戦としては極めてシンプルな選択肢となるでしょう。私は都心の出るより、横浜港に行くのがはるかに近く、また、横浜市と1kmほどで隣接する地点に住んでおり、大きな関心を持っています。政治的にも、昨年4月に改選選出された横浜市議会に友人が多いものです。その方々の消長にも影響する事態です。
遠方の大阪は、維新の勢力が強大で、大阪都実現の選挙でその支持が圧勝し、大阪万博の準備が進み、IR(カジノ)誘致決定に至る路線が一直線上に出てくるでしょう。ある意味、日本の中では唯一超バブルの世界が現実化するのかもしれません。その中身・実態がどうなかのかは2030年頃に出てくるもので、それまでに具現化することは無いものと思います。 そうした意味では、大阪都の実現が政治的に革命的なものか、あるいは単なる名称変更で、大きく変化するのは大阪市議会議員が消えてなくなることに過ぎない(当事者には、申し訳ない表現)のではないかと思っています。
他方で、国会解散・衆議院選挙がどうなるか、新聞は正月の紙面に立候補予定者を掲載してそれをあおっていますが、果たして、安倍総理に解散総選挙を実施する力があるのか、疑問です。正直に言って、安倍内閣が尻切れトンボに終わるか、そのまま選挙をしても自民党の大幅交代に終わるのではないかと思う次第です。 #東京都知事選挙,#横浜市長選挙,#大阪都選択の住民投票,#小池都知事,#独自候補者,#IR(カジノ)を推進,#大阪市議会議員,#オリンピック,#町田市議会議員,#吉田つとむ
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