新型コロナウイルスが蔓延する武漢からの日本人の帰国はほぼめどが立ちました。もちろん、そうした中でその陽性反応が出たり、肺炎症状を示す人が出ています。表記のネットの記事の関連記事の見出しでは過激なタイトルが出ています。その中には、明らかなデマと見なすべきもの見られますが、そのデマを根絶させることの方が、今回の 新型コロナウイルス の感染者を一掃させることより難しいだろうとまず述べておきます。
他方では、中国からのツアー客を乗せた観光バスの運転手さんやガイドさんが、直接接客したことで罹患してしまうことも発生したことは記憶に新しいことです。ある意味、その親切心があだになったとも言えるものです。
ここにきて、観光クルーズ船の乗客がこの新型コロナウイルスにかかる事態が発生しました。この観光クルーズ船を横浜港に着岸させない=水際作戦、患者やその兆候が著しい人を船から降ろすが、その他の人は日本の陸に上げないという国家的な大作戦でした。2週間も洋上でそのまま待機させるという荒っぽいやり方ですので、私など最安の船室の人などどんな環境にあるのだろうと推測していました。直近で、その人たちはデッキフロアーを拝ませてもらったとニュースでやっていました。危惧した通りです。のんびり旅行が苦行の旅になってしまったというものでしょう。
それより、何より、 観光クルーズ船では、これまでに60人以上の感染者が出ていますが、それは発症症状がある人の検査で判明したことであり、感染者からその潜伏期間に更に感染した人が出てきた気配があるの出なないか、これが直近の問題です。なにせ、洋上に閉じ込められた船の中に3000人以上が密集して息をひそめて過ごす事態です。果たして、これでこの クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の感染者は収束することができるのでしょうか、大胆に言えば、第二次の感染者群が発生するのではないか、そのように危惧する次第です。
さらに、その次のクルーズ船を日本に入れないという新たな作戦に出ています。確かに、この方法だと 新型コロナウイルス の感染者の入国は阻止できますが、ミャンマーの ロヒンギャ難民の虐待と似た側面が出てくるのではないでしょうか。
中国の、武漢の 新型コロナウイルス感染拡大阻止の不首尾を批判する意見は大手を振って横行していますが、数千人という規模のクルーズ船の来航に対応できないでは、そもそも観光立国政策の推進で3000万人以上、あるものでは3500万人近い入国予想をしてきた施策はどのように対応が必要か、あるいは産業、就業の苦境がどうなっていくか。そうした懸念が今の楽観的な見方の背景で広まっていると思います。 #新型コロナウイルス,#武漢,#陽性反応,#肺炎症状,#感染拡大阻止,#観光立国,# 観光クルーズ船,#町田市議会議員,#吉田つとむ,
コメント
[…] 前には、次の記事を書いています。新型コロナウイルス拡大か?肺炎患者の増加傾向2020.2.9 私に限らず、多くが危惧した通りで、船上で待機された 乗客、乗員 の中から新しい感染者が見つかった、それも、発熱などの兆候があった人を調べた結果の数字であり、まだ、検査を行っていない残りの数千人の中に、まだまだ 感染者 があるでしょうし、海上のクルーズ船に閉じ込められ続けていることで感染者が増大することは確実と言えるでしょう。 […]