コロナウイルス対策の政府会合を欠席し、小泉環境相が自分の地元後援会新年会に出たことの批判がありますが、本人は政務官を代わりに出しているから問題ないと居直っています。これが政権与党の公明党議員の態度や発言であれば、即座に、除名して議員辞職を強いられるでしょう。これを追求した共産党であれば、即座に除名で、議員辞職のキャンペーンを張ることでしょう。旧民主党系であれば、次回の選挙で落選必至でしょう。無所属の議員であれば、次は「泡沫候補」となるでしょう。それが、現実の姿です。
小泉環境相のように、親の七光りの政治家は甘ちゃんです。巨大政党の自民党の場合はずぶずぶでいることができます。ただし、間違いなく、政治家としてマイナス評価は避けられないでしょう。非常時の政治家には不向きと言えましょう。
ところで、私は、今回の政府の会合では、育休とのかかわりで、「育休で会議を欠席したのであれば誰しも納得できたでしょう。それを、後援会の会合に出て、会議を欠席して、居直るようでは世も末ですね。 」と書きました。
すると、反対論では、「育休だったとしても、新型コロナウィルスの危機の場合は休んでよいとは思いませんし、それが政治家や閣僚の責務だ」と言う趣旨の意見を聞きました。
私が思うに、「育休を実行する」というのはそれだけの覚悟を持たないとそもそも難しいのではないでしょうか。私自身は子育てをしたことが無いので、その立場で「育休」を宣言した方は、その時点で副大臣、政務官に権限を委任しておれば問題ないと思います。そのための、副官です。*ただし、もともと頭数が多い議員には、会議の代理出席はありません。
今回は、(小泉環境相という)政治家が地元に居て自身の後援会の新年会に出席したという、ご都合主義が批判されるものです。神奈川のように、首都圏の政治家は、中央からとんぼ返りで会合出席が可能です。そのため、地方在住の政治家より、地元帰りが容易にできますし、中央の政治に本腰を入れないで、地元優先を図ることが起きやすくなっています。だから、なかなか大物政治家が誕生できない由縁にもつながっています。今回の事態で、小泉環境相も並みの、あるいは並み以下の議員であること現れました。
ところで、皆さん、「育休」って、どんな感じになるのでしょうか。当事者は細切れで休みを取るという小泉環境相のような有り様がありますが、きっちり、はっきり、ある程度の期間、政治の戦列を離れるのが代理の政治家にあってもやりやすいのではないでしょうか。
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