4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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骨なしの音喜多議員と右派、保守派議員の立ち振る舞いについて2020.3.16

町田市・東京都・日本
インターン生と国会を訪問した際の遠景写真です

 れいわ新選組の舩後靖彦参院議員が国会を欠席したことで、音喜多駿参院議員は歳費返納を求めた意見をネット記事を掲載し、自身でそれを削除した事件がありました。

 国会議員の歳費と言うのは、そもそも出勤日数で決められるわけではないと理解されるべきものだと思います。
 今は知りませんが、都議会議員には会議出席で手当に相当するもの(交通費の感覚の場合もある)が出ていました。会議で欠席した場合にそれが支給されないというケースは当然あるものと思っています。音喜多議員も、都議時代には会議に出席した時は、それをもらっていたのではないかと思います。*すでに無くなっていたかもしれません。
 なお、そうした会議出席の手当ての制度がない自治体(町田市は以前から一切手当なしでした)も多数ありましたし、今はもっと増えていることは付記します。

 さらに、国会は(とりわけ、参議院)は多様な立場、階層、思想やイデオロギーを持った人が、それぞれの主張や見解のもとと議論を交わす場であり、少数の立場をどのように反映させることができるかも重要な事柄だと考えられきました。
  八代英太氏は芸能人として活動していた当時、出演していた舞台から事故で落下し身体障害を負って、車いすで移動することになっていましたが、 参議院比例代表区選挙が導入された選挙において、福祉党を立ち上げて立候補して当選、参議院議員になった時、初めて国会の階段部分にリフトが付けられました。それまでは、赤じゅうたんの階段を乗り降りするが政治家のステータスでした。*ちなみに、私は八代英太さんが当選した同じ時に、その参議院比例代表区選挙で別の政党から立候補(正式には、名簿登載)して、落選しています。その時、所属した政党から2名の当選者がでて、その一人の議員の公設第一秘書(当時は、政策秘書の制度が無く、公設秘書は2名のみ)になり、議員会館や国会にも当然出入りしていました。その八代英太議員と私が秘書を務めた議員らは、当初、同じ会派(参議院の会)を10名で組みましたので、それらの議員が集合して会合をする場面にも何度か遭遇しています。そうした次第で、他の人より、障がいを持った議員の移動などには、若干の知識を有しているという次第です。

 今回の参議院選挙比例区選挙では、東京選挙区現職の山本太郎氏が、新たな政党(れいわ新選組)を作って、しかも、重度の障がいを持つ候補者を2名も固定の上位ランクに配置した選挙戦を戦いました。従来の常識を覆す選挙戦に有権者が理解を示し、その上位2名が当選して、議員になっているわけです。その一人の舩後議員は、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者であり、人工呼吸器を装着しているのは周知の事実です。今の状況下(コロナウイルスの猛威)で感染症にかかる可能性があり、発言予定があったが会議欠席の選択をした次第と伺っています。議員の任期(まだ、1年未満しか務めていない)を考えても、当然あり得る選択肢です。それをおして出席するか、やむなく欠席するかは政治家個人が判断することであり、他の議員が云々するべきものではないものです。

 政治家自身にスキャンダルが起きて、会議を欠席し続けるのとはわけが違いますし、音喜多議員のように、議員の会議欠席に対して、批判や歳費の返上を主張したいのであれば、それらの欠席議員を日頃から指弾するべきものでしょう。

 私は、任期途中で重い病気にかかった有力地方議員を身近の見たことがあります。体をおして出席発言、登壇もままならない体調の時もありました。その議員が出席した委員会の席に座るのもやっとの感じの様子の時、隣席した経験があります。本来、まだまだ長く議員を続けることができる能力がありました。この話自体は、もっと語るべきことがありますが、他の機会とさせていただきます。
 そうした自分の経験からすると、その当事者が十分に活動できる体調の回復を期待する、あるいは状況の好転(コロナウイルスの流行が収まる)を待って、その議員と対峙して、あるべき議論を戦わせることが、一人前の議員(音喜多議員もその一人であるはず)の取るべき姿ではないでしょうか。

 それでも、議員はどんな状況下でも会議に出席すべきであり、それが仕事だと主張した上で、他人の会議欠席をなじり続けて、歳費の返上を主張するのであれば、それは覚悟を持った右派(あるいは、保守派)議員の有り様の一つとも思える次第です。ただし、音喜多議員は、この舩後議員のことをなじった自身のネット記事を自分で削除してしまったということです。

  私は、音喜多参議院議員が、 舩後議員のことをなじったことを知った(朝日デジタル記事)時点で、そのことをFBに 以下の次第で書きました。
「音喜多議員は根性を入れて、相手を批判したものでしょうから、その本気度を多くが注目するでしょう。→ただ、この方の経歴を観ると、新興政党の看板を使って当選を重ね、今回の参議院東京選挙区の当選にしても、れいわを創設した山本太郎氏が東京選挙区で立候補せず、比例区名簿3位でその選挙結果があるわけで、れいわには一目置いて、発言した方が良かろうと思う次第です。 」
 まさに、 音喜多議員は根性無しです。本気度は軽く、軽薄政治家の典型です。

 思うに、右派政治家は自分が吐いた発言を無かったようにふるまう(自分が吐いたつばを飲み込む)のは恥ととらえています。保守派議員は、自身の発言は根拠があって口にしたり、書いたりしているものであって、それを自身で削除するような真似はしません。
 例えば、自分が正しいと思って議会で発言した際、他から発言の取り消しを求められても断固拒否するのが、保守派議員の信条です。私が所属する議会で、発言の取り消しを求められた議員がありました。当事者は異様な発言と思っておらず、取り消す意思は無いと対峙しました。絶対的な多数はそれを征しようとしましたが、当事者はそれを断固拒否し、私は他人が確信をもって発言したことに取り消しを求めるのは発言圧殺だという立場で発言した経験があります。
 維新や自民党の若手国会議員の発言を見てると、自分の発言を日和見的に撤回したり、このようにネット発言を自身で削除したり、骨なし政治家の様相が目立っています。
 提言:<右派は右派らしく極右のようにあれ、保守派は自説を保守せよ>
 
 *参考ですが、自身が思い違いの間違いで人を批判する発言をした場合、それはそれでネット発言は残して、オープンな形で相手にお詫びをすれば、誠意が伝わると思考するものです。

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