小関重太郎議員の一般質問に、「クレジットカードによる町田市税の納税について」がありました。新型コロナウイルス感染症によって、クレジットカード納付の利用状況を問いました。小関議員は、市民税のクレジットカード払いに関心を寄せてきていますが、昨今の状況(市民が外出を控える日常が続いたこと)がその利用にどのような影響を与えているかを問うたものでした。私が思う以上に市民に利用されていました。カード引き落としに関して、スマホを使った納税ができることを自分で説明しました。
答弁によると、2020年4月-5月の2か月間に5261件、1億3千万円以上の納税があったとのことでした。予想は2000件ほどを見込んでいたが、予想以上であったと言う答弁でした。クレジットカードによる納税に関して、利用者が支払う手数料が自治体によって異なるという指摘を行うと、町田市は多摩26市の中で下から2番目に低いということでした。もっとも、それが無料の自治体もあるものだという指摘を小関議員が行いました。
この市民税のクレジットカード払いの利用の可能性については、もともとJCBがその導入を進めたものでした。私も関心を持ち、議員の勉強会(東京ねっとわーく)において、JCB本社を訪ね、クレジットカード納税にはどのようなことが障害になっているかを訪ねました。まず、取り扱い手数料が定率(%)になっていることで、納税額に応じて上がると、納税額が大きい場合はそれが高くなり過ぎること、その負担を多額に自治体が負担する方法は退けられため、個人負担になるか、しかもクレジット会社が「定額」か、もしくはそれに準じる支払額でないと個人には、クレジット払いに抵抗があるものでした。
その後、私をはじめ、複数の議会で議員質問を行いましたが、概ね、行政がそれを採用する考えは希薄でした。町田市では、高山助役の時代でした。当時、このクレジットカードによる納税を図るシステムを開発していたのは、JCBだけであったと理解していますし、議員のクレジット納税採用促進の発想とJCBの取り組み方に乖離があったようで、かれらの動きが急に鈍くなり、疎遠になった記憶があります。時間が立ち、社会状況も変わってきたので、この「クレジットカードによる町田市税の納税」がより活用され、市民の納税がより向上することを私も願っています。#町田市税の納税,#クレジットカード納税,#取り扱い手数料,#議員質問,#採用促進の発想,#JCB,#町田市議会議員,#吉田つとむ,#自治体
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