3期連続TOP当選 吉田つとむとは?

直近の平成30年町田市議選(7期目)を3期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。過去各種選挙に13回立候補し、7勝6敗する。6期目に議長も務めて改選し、町田市議選史上最高票を獲得。議会内では「保守の会」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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「戦争学のすすめ」(松村劭著)-4:2020.7.14

所感・つぶやき
戦争学の本、自衛隊の幹部を務め、後に著述業になった方の著作の一つ

 引き続き、「戦争学のすすめ」(松村劭著)の続きです。-4:2020.7.14
 第7章は、「海洋国家の戦争学」と言う見出しになっています。著者は陸自出身(元陸将補)ですが、日本を海洋国家と見る簡単からの記述です。ただし、それは明治以降、開国後の話として設定されています。古い日本は、内陸交通の要衝に都市が形成され、アメリカは主要な都市は、海洋沿岸に発達したと見ています。

 日本は、大陸国家の中国(中華人民共和国)とは、親しくできず、韓半島の2国とは文化を異にし、台湾、フィリピンと友好を結び、次いで、南方のインドネシア、シンガポール、マレーシアと親しく接するべきだと説いています。海洋国家の連携を求めているわけです。もちろん、アメリカの覇権が前提にあり、その西太平洋部分で軍事の力量をつけるべきとおいています。さらに、南方のオーストラリア、ニュージーランドも海洋国家であり、自由主義圏であることから軍事の同盟を求めています。日本がアメリカから信頼を得るに足るには、まず第1に、日本が「戦略能力(外交政策と軍事戦略)」を持つこと、第2に、東南アジア諸国から信頼を得ること、第3に、米軍と共同作戦ができる完全機能型の軍事力を持つこととしています。本書が平成18年に書かれ、翌年の2007年に出版されていることを考えると、現況の対立・友好関係に実に即していると思います。

 思うに、もとより、アメリカの要求は簡単には理解しがたく、かつ、一貫したものであるとも断定できず、軍事的にはともかく、中露を外した経済圏を前提にして、その中で生き得るものであるかはこれまた断定しがたい領域に入ると思います。現に、米中は軍事的に対立しつつも、アメリカ農業にとって最重要な顧客であり、中国が食料自給ができる国家になったら、さぞかし脅威となるでしょう。

 「戦争学のすすめ」(松村劭著)には、終章が設定されています。題目は、「日本の栄光」を復興しよう、と言うものです。ここでは、戦前に帰れでは意義が無く、もっと長い尺度でとらえられています。ここでは、日本の伝統的な「惣村」=ウキペディアによれば、惣村(そうそん)は、中世日本における百姓の自治的・地縁的結合による共同組織(村落形態)を指す。とあります。そこでは、鎮守の森と祖先の墓が起点に出ており、そこから「尚武の心」が求められております。それが21世紀になると、靖国の英霊は、「後に続くを信ず」としているが、そこに飛躍があるのは言うまでも無い。日本を日本足らしめた、明治維新の戦い、戦争がどのようなものであったかの記述が見当たらず、惣村が基礎にあるならば、統合「日本」は、新選組も、会津白虎隊の名誉も貴び、佐賀、西南戦争の英傑や諸子も共に国を作ってきた、彼らの鮮血を鎮魂で拭い去ることが未来への国民統合の根本であると言う思いが頭をよぎりゆくものです。今は機会を持っているわけではありませんが、そのことを故松村劭氏と語り合う夢を見るものです。

 付として、18世のプロシャと現代日本の相似性がありました。決して大国でなかったプロシャがドイツの基礎になっていきます。そのプロシャは国民の戦意と大王の闘魂がその生存を助けたとされています。この部分だけを読むと軍事の精神論になりますが、国家の尊厳と威信が基礎であり、根底に無ければならないという見地が底流にあるものです。そうした上での、軍事力の強化を求めておられてきたのが、松村劭氏だと思います。

 あとがきに記されていますが、日本の大学で戦争学部が無いことで、それがあれば記述がありますが、その通りであり、日本人の戦争観、国民統合の意識がずっと変わったものであったろうと思います。日本は、アメリアに無条件降伏をして、アメリカ文化に染まり切った中での独立・平和であり、国防を主張し得る、あるいはそれが議論を重ねた上で幅広く浸透するにはまだまだ未熟なのだろうと思います。

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