4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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③分った風が通じなくなったN国党の地方選挙2020.9.26

所感・つぶやき
選挙中、何度も神社に参拝する

 

N国党の立花氏の言い分の間違い(1)

 この間の地方選挙でNHKから国民を守る党(N国党)の公認候補がまた落選したのは、定数が20人台のところであった、
その立花孝志氏は、和泉市議会(定数24議席)のような定数が少ない地方自治体議員選挙で当選する戦いは無理であった。若い女性が立候補したら、どれくらい頑張れるかと言う実験であたっが、今後はそれを止めることにしたと言う趣旨の説明されました。まず、20-30歳代のさっそうとした男性が出れば当選する可能性が高い、ただし、それらは同じような候補者が競合する可能性もあり、20-30歳台の女性が立候補するのが戦術的に優れており、それを目指して行くというものです。

 それを上手くいかせるために、N国党は国政での得票率が2%を超えた成果を生かし、今後は、その2%の得票率で当選が可能な地方自治体議会、定数30-40人台のところの地方議会選挙の候補者を立てたいと言っています。具体的な自治体名が上げられていました。

 この立花氏の考えは大きな間違いが含まれており、選挙を良く知らない、候補者のことを良く理解しない発想だということを以下に説明したいと思います。
 実は、確実に議員を作るには、定数に満たない人数しか立候補しそうにない自治体選挙に出るのが一番のやり方です。これは、昨年の統一地方選挙で、国政や大選挙から撤退した(あるいは、しているというべきか)の幸福実現党がやって見せたことでした。

 立花氏の考えは、国政で一定数の得票を取ったN国党(政党)は、定数が30-40人台の自治体選挙では、比較的に楽な選挙ができるという根拠が薄い思いこみです。

 定数が30-40人台の自治体の次回の選挙では、大政党として選挙の実績がある自民党・民主党(立憲・国民)・公明党・共産党・日本維新の会の大手があり、それらの政党がしのぎを削って候補者を立ててきます。立花氏は、N国党が20-30歳台の女性候補を自分が立てれば見込みがあるような算段をしていますが、これらの既存政党から立候補する可能性もあります。
 昨年の港区の区議選では、いわゆる美人コンテストの選出ではないかと言う候補者群ぞろいでした。N国党の公認候補も参加した令和2年の東京都議会北区選挙区の補欠選挙では、まさに、全員が女性候補でした。

 また、候補者の混戦では、左派候補だと、先の共産党、立憲民主党のほか、社民党、生協系が様々に出てきます。あるいは革新無所属と言う候補がどっしり構えている場合もあります。その他の左派系では、極左系、反原発系もいれば、その地域の問題に対する固有の反対運動を基盤にした候補も突然出てくることがあります。これも、一般には左派系と言えるでしょう。これまでも、道路新設反対、ゴミ処理場建設反対を掲げて、それまで政治(選挙)をやったことが無い人が登場して、あっという間に大得票を得ていく場合がありました。
 それに、「れいわ新選組」がいよいよ地方議会選挙に参加してくるでしょう。彼らには、その道しかないのです。*後述予定。
 他方、右系候補では、大手の日本維新の会、東京では都民ファースト、その同調しない諸雑派グループもあります。また次は、都知事選で存在感を示した、新右翼の日本第一党が次回は若干の当選者を出してくるでしょう。さらに、右派の当初には記載していませんでしたが、大政党の自民党には相当数の右翼系議員が含まれます。

 そのほか、都会には、別に右か左か不明の政治グループや諸個人も存在し、あるいは、LGBTを表明した現職議員、あるいは障がいを持っている人を押しだす候補もあるでしょう。

 こうした状況をざっと見渡してみただけで、次の地方選挙では、N国党が存在感をいささか出そうにも及びもつかず、すでに色あせた存在になっているでしょう。
 なお、次回は、N国党候補当選の壁となるうる政党、候補者、選挙について、具体的に記載しましょう。

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