4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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④分った風が通じなくなったN国党の地方選挙2020.9.29

所感・つぶやき
吉田つとむの選挙は、出陣式もなく、駅頭の街頭演説会もなく、地味の極みです。

 N国党の立花氏の言い分の間違い(2)
では、どのような党がN国党の壁となる政党、候補者とはどのようなものでしょうか。

 まず、NHKから国民を守る党(N国党)の選挙の壁となるのは、日本維新の会という政党と、その地方選立候補者でしょう。一つの選挙区に幾人も立候補してくるかもしれません。大阪では、盤石でしたが、9月の神奈川県座間市議会では、たった一人の若手新人候補が立っていたのですが、意外なほど下位当選(定数22人中、第19位)でした。もとより、当選すれば、何位でも議会の中での評価は同じであることは、重々承知しています
 座間市議選は、真の実力戦の結果2020.9.22 
 また、右派と言う観点では、日本第一党が地方自治体選挙に本格参入すると、右派系が多く参加したN国党は、その候補者とめぼす人材がそれに奪われる可能性があります。元来、右で出たくも当選可能性が無かったので見送ったか、前回N国党で立候補した人材が、日本維新の会を含めてこぞってそちらに移りたがるものでしょう。*もちろん、日本第一党の公認で地方自治体の議員選挙に当選することは難しいかもしれませんが、N国党の候補者より、上位になると思います。それは、
 東京都知事選挙に立候補した、N国党の立花孝志氏と、日本第一党の桜井誠氏、更に日本維新の会(推薦)の小野 泰輔氏等の得票数を見れば明らかです。立花孝志氏がN国党の得票率2%以上と言うこと自体が、そもそも消え失せたと見るべきでしょう。

2大潮流以外の勢力を見る。
山本 太郎氏657,277 10.72%

小野 泰輔氏612,530 9.99%

桜井 誠氏178,784 2.92%

立花 孝志氏43,912 0.72%

 この結果を見ると、N国党の地方議会議員選挙で当選を果たすことが容易でないこと瞬時に理解できることです。

それ以外に、地方議会議員選挙には、別の候補が立ちはだかります。オリーブの木と言う、国政選挙では全く不振であった確認団体の公認候補が地方議会で相次いで当選しています。埼玉県朝霞市議会(定数24人)、神奈川県座間市議会(定数22人)で当選者を出しており、次々と首都圏に選挙に挑戦してくると思います。
*彼ら(オリーブの木で当選した地方議会議員)に言ってあげたいのは、「2期・3期と当選して初めて仕事ができるのが地方議員の仕事です」と言う言葉です。

 さて、定数が30-40人の議会では、そうした政党等の候補者のほかに、もっと、貪欲な、エネルギーの塊のような議員がいます。政党は無所属であったり、良く得体が知れない諸派である場合があります。今回の座間市議会では、3期目で大きく得票を伸ばした議員が2位に相当な票差をつけ、トップ当選しています。
 そうした結果は、事後に見れば、ある意味なるほどと理解されますが、事前には水面下のことであり、大半の人は何も知らないことで、あっという間に波乱の結果が出てきます。いつも、ゲリラ戦を展開する私には、そのように見えてきますが、N国党の立花孝志氏等には、想像もつかないことでしょう。

なお、地域によっては、子育て支援の保育所建設が一定の段階を迎え、今後は温かい学校給食を求める運動から新人候補者が出てくるものでしょう。

私が見た選挙で、地域の個別課題がメインテーマになった例は、神奈川県逗子市議選の争点になった、池子米軍家族住宅建設反対運動がありました。市長に新人(富野暉一郎氏)が当選し、議員も反対派の新たなタイプの人が多数登場しました。この流れは、数期まで及びました。
また、横浜市戸塚区においても、大規模道路開発( 高速横浜環状道路たっと記憶する)が起き、その反対運動が大規模に発生し、その運動から新人が立候補し、政党候補の一角を打ち破って当選したことがあります。
こうした動きは、いずれも従来選挙の当事者や選挙プロが気づかない内に知名度を広げ、選挙区住民が自分たち代表に相応しいと信じてしまうわけです。
ある意味、N国党自身が、そうした潮流の新人登竜門の一つであったと過去形でいえるものでしょう。
そのN国党は、令和元年(平成31年)の、統一地方選挙、更に参議院議員選挙で華々しい当選実績を示す活躍を見せましたが、もうその新鮮さは薄れています。
そうした意味において、私は、参議院選挙に比例代表区選挙が最初に導入された際、議席ゼロのサラリーマン新党が2議席を獲得し、ブームと言われた選挙にかかわっています。固定順位で7位の候補者(名簿登載者)でした。名古屋をスタートし、似に向かて九州に、東上して東京へ、そして北海道までかけ走り、最後は首都圏を遊説で回る経験をしました。党首は、飛行機と新幹線で移動して全国を回りましたが、私は全エリアを遊説車(一部、フェリーに同乗して)移動でした。日本全域を回り、車上で演説をしたのは党首と私だけでした。
その時の得票率を自治体ごとに見ると、10%を超えたところもあり、その一部で、地方自治体選挙に候補者を立てた選挙を行いました。鎌倉市議選(現在、定数26人)では次次点、松戸市(現在、定数44人)では、当選者を出しました。
これは、鎌倉市議選の運動が、候補者を含めて、全て外人部隊で戦ったことという戦力の弱さがあり、当選には至りませんでした。また、松戸市は、現職市議会議員が衆議院選挙にサラリーマン新党で新たに立候補する考え、後継の人材を発掘して擁立、「サラリーマン新党公認」初の市議会議員が誕生しました。ただ、あらゆる意味で、継続できませんでした。囲碁の仔細は知りませんが、とにかく目を作ること、それを大きくしていくこと、その持続力を有しない人には、地方議会の選挙は向きません。
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