この時期、議員インターンシップをどのように実施するか、悩んでいる政治家が複数、多数ある情報を得ました。ある人は、自身の活動として考え、ある人は議会運営上の在り方として思慮するケースもあることがうかがえました。
自分の判断が人の役に立つかどうかは不明ですが、インターンシップの経験がもっとも長い政治家の一人、あるいはそれを意識的に継続してきた立場で、以下の見解を自分自身の整理として記します。
私のインターンシップは私個人で主宰するもので、対象は自前で開拓した大学を通じる場合と、大半は学生個人です。
派遣会社風のやり方のドットジェイピーなどがやるものと、手法も運営も全く異なります。
そもそも、議員のインターンシップが、オンラインで成り立つものかと言えば、そもそも「語源的に」無理な話だと理解するものです。議員は「会議をやる、参加するのが仕事です」が、別に陣笠議員のインターンシップであれば、全部がオンラインでも支障がないのでしょう。
ただし、一般の、あるいは意識があると自認する議員自身の場合は、議案や社会問題への発言・対応への意思決定過程を知らせないインターンシップは、無価値と承知しています。
と言うことで、昨日も、終日(夕方前)、インターン生が同行していました。重要なあるもの(リアル対面)は、そのインターン生のために設定したものです。
すでに、私の場合は、インターンシップのコロナ禍の在り方を1年前から研究・実施しており、町田市議会の会議開催で、議場を傍聴席まで拡大した(議員の半数がそこにも座る、私も通常は傍聴席になっている2階のスペースに議席が指定されているでした)際、インターン生は事前に無人の議場を見学・観察し、議会図書室のモニターを一人で視聴する体験を行いました。
町田市議会では、そのインターン生が、一般傍聴者として議場内に入れなかった初めてのケースでした。議会事務局とも十分に打ち合わせ、そのようにしたものです。当然、議長も承知していますし、人の接触、傍聴人の不測の事態を避けるためのことです。それ以降、傍聴者の標準スタイルになりました。
当然、インターン生の自派の会派室への入室などは、また、別途の自前で検討したわけです。挨拶を含めて、他の会派への入室は一切行っておりません。
この間、外部の訪問、面談はとても難しくなっています。この緊急事態制限下は、取り分けそのようになりますし、仮に、それが解除された後は、もっと判断が難しいでしょう。
「不要不急」と言う社会的な価値判断は、明確な定義は明らかにされておらず、大半は状況に押し流されたものであり、何が、「必要・必須」であるかは、自身で判断するものだと承知しています。もとより、相手が拒否すること、相手が大幅な改善を求めるものは、他の研修プログラムを設定するほか無いものです。現実に、多数のプログラムを断念、変更しました。その結果、新たな取り組みも実施できたことがあります。
その過程で、当事者がコロナ感染、陽性者に判定された時には、自分の議員生命が終わるかもしれないことは、当然、覚悟してかかるものです。
また、その自身の議員生命は、マスメディアが決めるものでは無く、自分がその進退を決めるものであり、住民が判断して結果を出す、あるいは彼らから引導を渡されるものだと承知しています。
それが、無所属議員であり、「支持政党なし」と言う旗を掲げる議員のスタンスと理解するものです。
#無所属議員,#支持政党なし議員,#インターンシップ,#一般傍聴者,#コロナ禍#研修プログラム,#不要不急,#私個人で主宰する,#町田市議会議員,#吉田つとむ,
吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
コメント