オリ組織委員会(東京五輪・パラリンピック大会組織委員会)の森会長が、女性差別とされる発言をして、その職を辞しました。次に会長になると報道があり、本人の受諾をする旨(人生最後の大役)を話をメディアの前で表明した、川淵サッカー協会相談役は就任を受諾しない立場に追いやられました。会長選考経過が、密室で決められたということで、その過程自体が不透明と批判されるものでした。
その後、組織委員会は、「候補者選考委員会」を設置することになり、その委員長には、御手洗名誉会長がなったようです。それには、委員が就任しますが、氏名の公表は行わないこととし、本来、組織運営に求めれた「透明性の確保」は皆無になっています。極めて、組織運営の非合理性を生んでしまいました。2021.02.14
そうした間に、立候補しているわけでもなく、推薦されているわけでもなく、観測気球的に会長候補のみがメディアに出回ることになっています。「候補者選考委員会」の委員と言うのは、一体何なのか、世間的に言う隠れ蓑にもなり得ない体制になっています。御手洗名誉会長は大手メーカーのキャノンを引っ張ってきた人物で、財界の大物として君臨して来た人物ですが、選考委員の非公表というやり方で委員長を務めるやり方を前提に会議を運営するのは、組織運営の「透明性」の確保には真逆の手法だと発想だという批判をメディアが多くを語らないのが不思議です。
とにかく、会長は女性、若い人と言うことを、内閣が背景にあって推し進める、不透明人事の極まりと言う様相を示しています。こうした状況か、福島県沖で、マグニチュード7.3という地震が、昨夜の11時に発生し、官邸はその対策が最優先される事態になりました。改めて、総理が官邸に住まずに、会館から移動してきました。情報収集の観点で実情把握の意識が欠けている特徴を示しています。
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