今期の一般質問で目立ったテーマの一つに、図書館の在り方について尋ねていました。私自身は、質問に入れていなかったのですが、気になりました。
その一つの傾向は、町田市立図書館の一部に、民間の指定管理制度が導入されることの問題が取り上げられました。サービスが悪くなるのではないか、蔵書本の中身が薄くなるのでないかという懸念が一番多かったのと思います。現在は、鶴川図書館を対象に限っていますが、それが進めば、全体に広げられるのではないかというものもありました。
他に、図書館の広域利用の問題が、その拡大に関して提起されていました。町田市は、神奈川県内の横浜市・川崎市・相模原市の3政令市、八王子市、多摩市と隣接しており、町田市民が他の市の最寄り駅を使うことがあり、その逆は比較的に少ない傾向にありました。地図で見れば、すぐに頷ける理解しやすいことでした。町田市では、相模原市の橋本を利用することが目立っています。また、横浜市の図書館は市立では全国最大であるとのことでしたが、私自身が行ったことが無い施設でした。
時代的に、電子書籍の蔵書を問うものがありました。これから先、場所を選ばずに蔵書を確保できる方法が取り入れるものいと思いました。ネットの草創期、著作権フリーになった文学作品が「青空文庫」?というものにアップして作られていたが、他方で、ネット上の作品を閲覧、鑑賞した場合にその対価、あるいは代わりの「投げ銭」をネット技術で提案構築しようという話が出ていて、そのころ、私も何度か意見を言っていたことをもいだしましたが、当時とは違ったところから、今は、はるかに多岐な対価を払う方法、投げ銭的な方法が考案、システムが作られる時代が訪れています。
今後は、リアルな図書館より、ネット上での図書館の存在がその役割を増やしていくでしょう。
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