4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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イノベーション(技術革新)を欠いたオリンピック開催

政治問題
中央の後方は、新国立競技場

  1964年の東京オリンピックでは、日本の戦後復興時期からの脱却の象徴であり、産業文化の一大イノベーションが起こりました。その象徴が東海道新幹線(後に、日本全土に広がる)と首都高速道路の開通であるでしょう。前者は日本全土の高速鉄道網が展開されるきっかけとなりましたし、世界に先駆ける鉄道文化技術を披露するものでした。後者もその後、日本全土に高速道路網が広がり、日本のモータリゼーション化への転換を生み出しました。また、日常生活分野では都市部に下水道が開設され、トイレの水洗化がスタートした時代を生み出しました。日本を飛躍させる意識が旺盛でしたし、海外に劣らぬ都市を造ることとオリンピックの開催が一体のものとなっていました。

 今回の東京オリンピックは、昨今の肥大化したオリンピックの反省から、「コンパクト化」を売りにしてトルコのイスタンブールに打ち勝ったのですが、原発事故が起きた福島の復興をうたいたい政府の考えが加わりました。次いで、IOCより、東京の暑さを避ける目的で、マラソンが札幌での開催に転換をもたらされました。開催誘致当初のコンパクトのイメージとかなり離れたものとなっていきました。

 その後、思いもよらぬ、新型コロナの感染拡大が起きる事態で、前代未聞のオリンピックの1年延期が決定されました。1年先の今年は、新たな思いでオリンピックを迎えるところ、その後も新型コロナ感染の終息が定まらず、その開催自体が国民意見を2分している状況です。今や、オリンピックが開催されれば、新しい文化が生まれると言うイノベーションの期待は失せてしまい、オリンピックを今年の夏に何としても実行する、たとえ、無観客でも競技を開催するという決意のみが伝わるイベントになっています。

 果たして、このまま進めて、オリンピック開催による(主催者が唱えた)レガシーというものがどのようなものが残るでしょうか。大いに疑問ですし、個人の思い出の範疇に留まるのではないか、そうした危惧の方が先行してしまう次第です。

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