町田市では、前回（2020年12月-2021年1月）に続いて、キャッシュレス決済を行った消費者に20％のプレミアムポイントを付与する事業を再度実施することにしました。
市費を使わず、国と東京都の補助金で実施する事業（総額：約6億4千万円）であり、消費効果は30億円以上になります。市が指定するキャッシュレス事業者加盟店でキャッシュレス決裁した消費者に還元されるものです。前回は好評で想定を超える利用が生じており、今回は2度目のことになるので、普及が進んだ消費者にとって、支払いにキャッスレス決済を用いることが馴染みやすい生活スタイルになっていくのではないでしょうか。
ただし、町田市の場合は、「PayPay」のみが使用可能で、他のキャッシュレス決済ではポイント付与が一切ありません。町田市税を使用することなく、国費や都費を投入した事業予算とはいえ、一つの決済手段にのみ便宜性を与える方法は、将来的には「PayPay」の寡占化につながり、行政施策としては問題を残すと思っています。＊前回、相模原市の例では2種類が使用可能でした。消費者と商業者の双方に歓迎されやすい施策ですが、キャッスレス決済手段が、「PayPay」にさらに一丸化していくことのデメリットは一切語られていません。企業に公正な競争を確保させることが、長期的には大事な政治の役割と考えています。 内容は、臨時会の質疑に基づくものです。
#キャッシュレス決済,#消費者,#プレミアムポイントを付与する,#東京都,#キャッシュレス事業者加盟店,#生活スタイル,#町田市税,#町田市議会議員,#吉田つとむ,
吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
コメント