昨日、行われた国政の補欠選挙(衆議院2か所、参議院一か所)において、自民党は全敗(3敗、1ッか所は不戦敗)で、野党は全勝・3勝いました。とりわけ、2か所は立憲民主党は公認候補が立候補し、当選したことで鼻息が荒くなるでしょう。ただし、それは共産党が候補者を取り下げたことで、優位に戦えた面がありますので、本番の選挙ではどのような戦いになrか、だれも知る由もありません。
こうした立憲民主党にとっては、大変得難いことで大いに心強くしているでしょう。野党と言っても、その幅は広く、右には国民民主党があり、左には共産党があり、その両者は「倶に天を戴かず」の存在であり、今回の補欠選挙のような結果に至ることはまずありません。その理由は、その二つ政党がそれぞれに生きる道がどのようにありうるのか、それを満たす条件を立憲民主党が提示しない限り、それぞれの政党が小選挙区、あるいは参議院の選挙区に候補者を立てあい、相争う関係に至ることは誰が見ても否定しがたいことになるでしょう。
特に、衆議院選挙では小選挙区の候補者がその選挙区で落選しても、得票比率によって、比例区で復活当選を果たすことが可能になるシステムになっており、自分が攻めれば、議員当選への道があるからです。自公のような棲み分けを実現するには、立憲民主党が圧倒的に強い政党になって、本に少しの勢力を取り込めば過半数に達する政党にならない限り、難しいことではないでしょうか。
勝負は、東京都議会議員選挙に焦点が移りました。ここでは、もっと別の陣容が戦います。町田市では、3分2が政党の予定候補、前回とは異なるメンバーの現職が定数と同じ4名、政党を抜けた、政党が解体した、はるか昔に政党を追われた予定候補がそれぞれに存在しています。それ以外にも、政党や政治団体があり、時代の混とんを象徴しているのかもしれません。メデイアがその先を読む力などあるはずもないでしょう。
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