バイデン大統領は、20年にわたるアフガニスタンにおけるアメリカかかわる戦争を終結して、全軍を撤退させたと宣言しました。このプロセスは米軍人で最後に現地司令官がアメリカ軍の輸送機に乗り込む光景の写真とかぶさるものです。撤退の美学がそれを当初決定したトランプ前大統領が思い描いた異なり、永遠の論争になるでしょう。しかし、そのことは、アメリカ人にとっては重要かも知れませんが、他国の、とりわけ日本人にとっては重要ではないと思っています。
むしろ、現地で発生したイスラム国の自爆テロの反撃行為に、無人機爆撃を行い、子どもを含む一般市民の巻き添えにしました。アメリカ自身は、そのことを全面的に否定する考えはなさそうです。むしろ、タリバンを無視した形で起こしたアメリカの無人攻撃による戦闘で、そうした一般市民の巻き添えは有り得るものと考えるのがアメリカ的な発想であるようです。しかし、そのことがアフガニスタンでアメリカが戦争当時者であることを回避できない課題を背負ったと判断しています。少なからぬ日本人であれば、強者からの意図せざる被害に遭った時は運が悪かったのだろうと判断するのかも知れませんが、「聖戦」の人たちにとっては、相手が強ければ強いほど、その死を償わるべきことが必要と思っているのだろうと思います。
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