4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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靖国神社と鎮魂、延暦寺法要に思うこと2021.9.15

政治問題
庭の小花

 先日の話ですが、信長による延暦寺焼き討ちの事件から450年が立ち、その延暦寺法要に信長と光秀の子孫が招待出席することがあったというニュースがありました。

 延暦寺が信長と対立する大名をかくまったということで、信長がその建物を破壊し、僧らを全滅させたというもので、その後を信長の命によって秀光らが制していたことから、延暦寺はこの両者を受け入れがたい人物としてきたものを、この度、最澄没後1200年を期して、ともに犠牲者を弔ったということで、新しい時代の始まりとされたというものでした。

 さて、この間、話題となっている靖国神社ですが、靖国は国家に殉じた英霊を祭神として祀る神社としてあるはずですが、事実は偏狭な思想で、官軍とする将兵が祀られているものです。錦の御旗を手にした側にあって死した場合は、靖国に祀られ、図らずもその相手になってしまったものは、賊軍として、靖国に祀られることはありません。

 若くして、皆が討ち死にした会津の白虎隊をはじめ、会津の側にあったものは、ことごとく、滅んだものですが、彼らが靖国神社に祀られることがありませんでした。いくばくかの人が靖国神社の祀られておれば、日本人の意識が勝てば官軍、負ければ賊軍の思想から解き放たれる時代がやってこないものでしょうか。

 前に、靖国神社に西郷隆盛、江藤新平が祀られてないことを書きました。まさに、明治維新を作り上げた人物が靖国から排斥され、その後、国民に多大な犠牲をしいた戦いをするしか能が無かった凡庸な人物までが祀られているわけです。

 このことは、日本の、日本人の国民統合の象徴になかなかなり得ない、靖国神社の無意識な苦悩を表していますし、「公務に殉じた」と言う形式主義が、偏狭な排除の在り方を無限に続けている歴史を作っていると言えるでしょう。果たして、個々の人たちを靖国神社に祀るという判定を、天皇陛下御自身がなさっているのでしょうか、あるいは、改めて、靖国神社に祀るというご意思を示せる環境にあるのでしょうか。私が思うに、靖国の背後で、公務の解釈権を独占した集団が、日本人の意識の共同性を分断し続けようとしている、その利害関係を手放す気が無いのであろうと推測する次第です。

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