清渓セミナー:講座V,講師の出雲充氏の講演は大変好評でした。政治の場において、純経済人の講演はめずらしく、結果は地方議員に大きく係るものでした。
まず、再度の紹介になりますが、講義Ⅴ 10:45-12:05
ー僕はミドリムシで世界を救うことを決めましたー
講師:出雲 充 ㈱ユーグレナ代表取締役CEO
この出雲 充 さんは、㈱ユーグレナをベンチャー企業としてスタートさせ、今日までに、東証第一部企業に成長させた若手経営者の実力派です。現在、経団連審議員会副議長の重責を担う経済人としても活躍しています。
講義Ⅴ 10:45-12:05
ー僕はミドリムシで世界を救うことを決めましたー
講師:出雲 充 ㈱ユーグレナ代表取締役CEO
が入っていますが、出雲 充 さんは、㈱ユーグレナをベンチャー企業としてスタートさせ、今日までに、東証第一部企業に成長させた若手経営者の実力派です。現在、経団連審議員会副議長の重責を担う経済人としても活躍しています。
と紹介していますが、その出雲 充氏は、吉田つとむのインターンシップ生の第1期生の一人です。
はるか、平成10年当時のインターン生でした。
現実の講師は、若手の経営者としてきらびやかな経歴と現在の役職を有していますが、起業して以降、その事業が軌道に乗るまでは、2年間で500社に依頼し続けるもどこにも人の支援が得られず、もはやここまでというところで、商社の伊藤忠が支援を決めたことで、大きな転換点になったというものでした。
この失敗の話では、1500回の失敗を重ねたノーベル賞受賞者の天野浩教授(名大=名古屋大学)との縁も背景をしめしているとのことでした。
事業家としては、学生になって初めて、海外に出た際に、バングラデシュの経済学者ムハマド・ユヌス氏に会い、貧しい人を救うために、小規模金融(マイクロクレジット)の グラミン銀行 を開設し、幅広い国民に支持され、社会的基盤を構築した人物との出会いを大事にしています。その、 ムハマド・ユヌス氏 とグラミン銀行は一体でノーベル平和賞を受賞しています。
その出雲充氏が重要だと思っているものは、大きな企業になること、あるいは莫大な利益を上げることではなく、イノベーションを起こすことだと説明してくれました。思うに、 出雲充氏は、人の目が全てITに向く時に、原生生物の一つとされるミドリムシの大量培養を試み、その製法をあみ出した。同氏が農学部の出身にこだわり、大学での研究をずっと大事にしていたことが新たな事業展開につながり、一部上場企業に成長する道につながったと思います。
自身が若い経営者にある出雲充氏は、さらにその創業企業であるユーグレナの将来の展望をさらに若い世代に託し、18歳以下の世代を募集して、高校生を「最高未来責任者」としての役員として2名の高校生を受け入れています。日本で簡単には受け入れられない文化ですが、ユーグレナにとっては、それが将来に大きな役割を果たすことでしょう。
出雲充氏は、 一番(の知名度)が大事だとしています。人は一番は容易に認識しても、2番以降にはなかなか目が行かないことを重要視していました。
我々地方議員に期待されたものは、若者の創業を支援すること、そのためには金融支援が何より重要だとしています。地元の「地銀」の役割が重要だ、欠かせないとされましたが、私は、信用金庫の役割がより重要ではないかと解しました。
また、基礎自治体の地方議員は、最も身近な地域や人を対象としており、新しい試みに目を向けようと心がけています。また、人との関係で最も自由に動ける存在であり、自身の成果、あるいは人脈を広げることにつながるものと思っていますし、そこに議員政治家の役割があると思っています。
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吉田つとむHP 前町田市議会議員 吉田つとむのブログ
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