先日、東京都葛飾区で区議選があり、新たな議員が選出されました。詳細は知りませんが、自民党が大きく議席を減らし、その傾向は公明、共産にもそれが及んでいるようでした。かといって維新が大躍進したかと言えば、その勢力は見当たらず、ユニークな新人が多数当選したとみられます。SNSの時代、あるいはユーチューブによる情報発信のあり様が選挙の当落に影響した部分が多数あるようです。さて、そうした選挙の分析は別にして、議会は会派(議員グループ)を構成し、その人数によって部屋割りなどが大きく変わります。葛飾区議会でも、その仕切り作業などが大変だった様子を伝える方があり、それを読ませていただきました。
市議会の会派室の仕切りでは、町田市議会の場合、旧庁舎時代に所属人数変更で仕切りの壁工事が行われていました。私も自民党に所属していた時に、初当選した当初は分裂状態、それが突然合一、そして再分裂を経験し、部屋の変更、仕切りが大変でした。さらに、突然の分裂も他の会派でありました。概ね、議長選挙が絡んでいました。
新庁舎に変わる時、会派室のスペースを最小単位を4人とし1ブロック、5-8人は2ブロック、9-12人を3ブロック、13ー16人を4ブロックとしました。当然、相当以前(基本設計)からそれを議会内で協議し、その結論過程で、会派室の形状、サイズの基本も決定した上で、詳細な設計が行われます。全会派、全議員の話を集約し、新庁舎では、可動式の仕切り板とすることにしていました。もちろん、いろんな場所や資料を見た上での結論に至ります。当時の川畑一隆議長が話をまとめ、副議長の吉田つとむは、それを補佐する立場でしたが、どの会派も議員も、改選期や役選期の移動が大仕事になることが見込まれ、そのリスクを職員の作業増大を含めて最小限にしたいと考えのもとでの結論でした。
私の当選期数で言うと、6期目から7期は、可動式の仕切り版を移動して、スペースを変更しました。任期途中で、議員辞職があった場合、残り期間を勘案して、縮小、移動の場合もありますが、今回都議選では前回時に続いて、どの会派も部屋の場所やスペースの変更は無かったようです。(私も当事者の一人ですが、辞職後、議会を訪れたことが一度もありません。前議会かた現在の議会会派では、4人会派だったものが5人になり、倍のスペースになった経験があります。自分が使用する机、ロッカーなどを移動させることが必要になりますが、どの会派も移動はできるだけやりたくはないというのが基本です。
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