町田の市議選が昨日終わりました。吉田は四期連続トップ当選でした。2位、3位は維新に入党して公認で出た議員でした。恐らく、他の自治体では維新が1位、2位となっていたでしょう。吉村府知事の推薦は大きな武器のようです。他方、小池都知事の神通力は翳りを示しました。その公認候補はブービーでした。
町田市議会議員選挙 開票速報 2022年2月20日執行 (町田市選挙管理委員会)

今回の選挙では吉田つとむのように2021年夏の都議会議員選挙に出て落選し、今回の市議選に立候補する候補者が3人いました。その3人は全員当選しています。順位は吉田がトップ、今村るか候補が4位、松岡みゆき候補が20位でした。都議選に落選して市議会に立候補する候補者は、ゾンビ議員とも言われています。以前の市議会議員の任期のときの順位より高位にある例が見られますが、それほど票を伸ばすわけでもない例も見られます。
政党所属候補(自民党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、共産党)おいては、その候補者個人の人気度のばらつきが大きく、共産党では上位は6位で4500票台、5人目の候補者は2100票次点で落選しています。公明党では6名が当選し、トップは3600票を上回りましたが、6人目は約2700票、900票もの差が出ています。自民党はトップは4400票、最下位当選者は34位で当選し、自民党推薦の候補者が45位で落選しています。
旧民主党は立憲民主党とその他に分かれ、立憲民主党では前回2位の候補者が8位となり、新人2名が当選し、前回4位の候補者は44位で落選しています。
都民ファーストは夏の都議選で猛威を振るって町田市選挙区では2位当選しましたが、今回の市議選では唯一の公認候補が35位ブービーという結果に留まりました。小池都知事の音声が応援のために流れましたが、今回はさほど効果は見られませんでした。小池都知事の人気に翳りが生じたか、あるいは都民ファーストの候補者にブームの過ぎ去った傾向がでたようです。
生活クラブ生協を母体にする「町田・生活者ネットワーク」の公認候補は2名が立候補し、最下位当選と次次点に終わりました。ひと頃は、2名が悠々と当選していましたが、組織力が衰退したようです。
その他基盤を持たない諸派政治団体の候補者は概して振るいませんでした。無所属候補は概ね地盤を持つ現職候補は当選し、無所属新人候補は大半厳しい結果が待っていました。
総じて、候補者が当選するにはきちんとした政党の公認を受ける段階に至っているか、あるいはブームの政党の公認を得るかが基本です。無所属の場合は幅広い市民運動のネットワークを持っているか、すでに現職議員として団体や地域に強大な支持基盤を持つことが前提であり、吉田つとむのようにいわゆる社会生活に基盤を持たず、政治活動一本やりで当選し続ける候補者は稀有な存在です。今回で四期連続トップ当選を果たしました。
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