市議会の健康福祉常任委員会の審査が終わりました。また、国保税が上がります。上限は切りがないかに見えます。とは言え、それに反対するのは躊躇するもので、いつもしぶしぶ賛成と言うところです。値上げの節には、また行政職員が「議会で決まりました」と言い添えるものでしょう。
私たちが国保税の値上げ、上限の引き上げに賛成するのは、市民税の納税者でもある社会保険加入者をから、税源補填で形で二重に負担を強いるのは不合理だということがあるためです。国保加入者の保険料でまかなわれるのが原則と思うものです。
加入者の国保税の負担が重くなるということで、均等割りの軽減措置が取られています。今回その状況を知るために、資料請求を行いました。他の委員もその資料を求めたことで、全員に「国民健康保険税均等割軽減の該当世帯数及び該当割合」と「国民健康保険税均等割合軽減額」に配布されました。
それを見ると、7割軽減の世帯が、世帯全体の4分の1以上を占めていました。5割軽減、2割軽減の世帯がそれぞれ10%以上を占めており、国保世帯の半数近くが軽減を受けているということになり、その比率が徐々に増える傾向にあります。2020年では、軽減を受けている世帯は46.5%に達しています。
また、国民健康保険税均等割合軽減額を見ると、2020年度で9億6千万円を超しています。
また、今回の質疑で、生保の世帯は、この国民健康保険税の加入世帯の中には入っていないということで、国民健康保険税の赤字問題と言うのは、「軽減世帯の増加」ということに端的に表れているのか、そこら辺をもっと調べていかねばならないと思いました。
今回の委員会審査では、医療費削減のことも尋ねました。ジェネリック医薬品の使用による医療費削減のことですが、こちらは次回の記載に回します。
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